海外 2019.02.20

NZの大物がまたひとり海外へ オーウェン・フランクスは兄いるノーサンプトンと契約

[ 編集部 ]
NZの大物がまたひとり海外へ オーウェン・フランクスは兄いるノーサンプトンと契約
2009年からオールブラックであり続けているオーウェン・フランクス(Photo: Getty Images)

 ラグビーの最強軍団、ニュージーランド代表“オールブラックス”のプロップとして106キャップを誇るオーウェン・フランクスが、今年日本で開催されるワールドカップが終わったあと、プレミアシップ(イングランド最高峰リーグ)のノーサンプトン・セインツに加入することが明らかになった。2月14日に同クラブが公式に発表した。

 ノーサンプトンには現在、オールブラックスやクルセイダーズなどで一緒にプレーした兄のベン・フランクスが在籍している。

 近代ラグビーにおいて最高のタイトヘッドプロップのひとりと言われている31歳のオーウェン・フランクスは、2011年と2015年のワールドカップ優勝メンバーであり、2019日本大会で史上初の3連覇を目指している。
 ニュージーランドラグビー協会は海外を拠点とする選手をナショナルチームに選ばないため、フランクスにとってオールブラックスでのキャリアは今年が最後となる。

 ワールドカップ後には多くのビッグネームがニュージーランドを離れると見られており、FB/WTBベン・スミスはフランスのポーとすでに契約を結び、WTB/FBネヘ・ミスナースカッダーは同国のトゥーロンへ。そして主将のNO8キアラン・リードは日本のトヨタ自動車などが獲得に動いていると報じられており、LOブロディー・レタリックは神戸製鋼入りが噂されている。

 なお来季のノーサンプトンには、昨年11月の日本代表戦でオールブラックス初キャップを獲得したユーティリティBKのマット・プロクターも加入することが決まっている。

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