各国代表 2019.02.11

イングランド、6トライの猛攻でフランスに大勝。2試合連続ボーナスポイント獲得で単独首位に。

[ 竹鼻智 ]
イングランド、6トライの猛攻でフランスに大勝。2試合連続ボーナスポイント獲得で単独首位に。
イングランド6つ目のトライを決めるオーウェン・ファレル(Photo: Getty Images)

 シックスネーションズの開幕戦、敵地ダブリンで優勝候補アイルランドを破ったイングランドは、第2節、本拠地トゥイッケナムにフランスを迎え、44-8で大勝を収めた。6トライを奪う猛攻で2試合連続トライボーナスポイントを獲得し、単独首位の座に就いた。

 前節に引き続き、試合開始早々から全力で先手を取りにいくイングランド。開始2分も経たずに、エリオット・デイリー(FB)が自陣からフランスディフェンスを切り裂き、キックでゴールライン上に転がしたボールをジョニー・メイ(WTB)が押さえ、早速試合の主導権を握る。

 フランス陣に入ってから、デェフェンスラインの裏を突くイングランドのキック攻撃はこの日、おもしろいように決まる。28分には、メイは再びインゴールでクリス・アシュトン(WTB)が転がしたボールを押さえ、39分にもデェフェンスの裏へのゴロパントから生まれチャンスから、ヘンリー・スレイド(CTB)がトライ。

 フランスは、この日見せた数少ない輝きのあるプレー、ヨアン・ウジェ(FB)のカウンターアタックから、ダミアン・ペノー(WTB)が35分にトライを挙げるが、これがこの試合での最後の得点となる。

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