スコットランドは最強布陣でサモア戦へ FBホッグ、FLハーディーも回復
(Photo: Getty Images)
ラグビーワールドカップで2大会ぶりの準々決勝進出をめざし、プールBの2位を日本代表と争っているスコットランド代表のヴァーン・コッター ヘッドコーチが、10月10日に英国・ニューカッスル(セントジェームズパーク)でおこなわれるプール最終試合のサモア代表戦に臨むメンバーを発表した。
先発平均年齢は26歳203日で、スコットランド代表のワールドカップ史上最も若い布陣となった。先週土曜日の南アフリカ代表戦のスターティングメンバーからは7人が変わっているが、日本代表戦で先発した13人に、ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズの経歴を持つLOリッチー・グレイとWTBショーン・マイトランドが加わり、ベストメンバーともいえる。
足首を痛めていたプレーメーカーのSOフィン・ラッセルが戦列復帰。南ア戦で負傷交代していたFBスチュアート・ホッグも回復し、日本戦で頭を強打していたFLジョン・ハーディーや、同じく脳震とうの心配があったHOロス・フォードとCTBマット・スコットも出場可能となった。
控えにはベテランWTBショーン・ラモントが入り、出場すればスコットランド代表としては2人目の100キャップホルダーとなる。
現在、スコットランド代表は勝点10で、逆転を狙う日本代表は勝点8。スコットランドはボーナスポイント(4トライ以上で1点が与えられる)を気にすることなく、勝てば準々決勝進出が決まり、もし引き分けても4トライ以上していれば総勝点は13となり、スコットランドの2位通過が確定する(日本も勝点が13になる可能性はあるが、勝点が並んだ場合、直接対決で勝っているスコットランドが上位となる)。
1.Alasdair Dickinson 2.Ross Ford 3.WP Nel 4.Richie Gray 5.Jonny Gray 6.Ryan Wilson 7.John Hardie 8.David Denton 9.Greig Laidlaw(主将) 10.Finn Russell 11.Tommy Seymour 12.Matt Scott 13.Mark Bennett 14.Sean Maitland 15.Stuart Hogg
〔控え選手〕
16.Fraser Brown 17.Gordon Reid 18.Jon Welsh 19.Tim Swinson 20.Josh Strauss 21.Henry Pyrgos 22.Pete Horne 23.Sean Lamont