ワールドカップ 2025.10.01

【RWC2027】プール組分け抽選会は12月3日開催。11月末時点の世界ランキングが展開に影響。

[ 編集部 ]
【RWC2027】プール組分け抽選会は12月3日開催。11月末時点の世界ランキングが展開に影響。
パースで開催された開幕2年前記念イベント(Photo/World Rugby)

 2027年10月1日に開幕するラグビーワールドカップ2027オーストラリア大会のプール組分け抽選会が今年12月3日におこなわれる。大会まであと2年となった10月1日に発表された。

 今大会より出場チーム数が従来の20から24に拡大する。このため予選プールの構成が5チーム×4プールから4チーム×6プールに変わる。

 日本を含む本大会に出場する23チームは決定しており、最後の1チームは11月8日〜18日にドバイで開催される最終予選で決する。出場全24チーム決定後の12月3日に本大会プールステージの組分け抽選がおこなわれる。

 この抽選では、今年11月末のテストマッチ終了時点での世界ランキング順に6チームごとのバンドで分類し、4バンドから1チームずつプールのチームを決めていく。例外的に開催国オーストラリアはランキングに関わらず第1バンドに入り、パースでおこなわれる開幕戦を戦うことが決定している。

 決勝トーナメントに進出するチーム数は8から16に増える。各プールの上位2チーム(×6プール=12チーム)と、3位の中での成績上位4チームがノックアウトステージに進む。

 決勝トーナメントの組み合わせも確定。プールA,B,C,Dを首位通過したチームは1回戦(ラウンド16)で「3位の中での成績上位4チーム」と対戦する。プールE,F首位は、それぞれプールD,Bの2位チームと1回戦で戦う。

 例えば、プールA首位チームは1回戦でプールC,E,Fのいずれかに属する3位チームと対戦する。勝ち進むと、準々決勝ではプールB・首位対プール3位(D,E,F所属)の勝者とぶつかる。

 他方、プールE・首位は1回戦でプールD・2位と対戦するが、勝ち上がれば準々決勝でプールC・2位対プールF・2位の勝者との試合となる。どのプールに属するかでトーナメントの展開も大きく変わっていきそうだ。

 組分け抽選会後、2026年1月に試合スケジュールが発表される。その後の2月に観戦チケットのプリセール(先行販売)があり、5月に3週間の一般販売期間が設けられる。

決勝トーナメント組み合わせ

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