国内 2025.08.26

浦安D-Rocks、元イングランド代表グラハム・ラウンツリーHCの就任を発表。

[ 編集部 ]
浦安D-Rocks、元イングランド代表グラハム・ラウンツリーHCの就任を発表。
2024年、マンスターでHCだったグラハム・ラウンツリー氏(Photo/Getty Images)

 NTTリーグワン ディビジョン1の浦安D-Rocksは8月26日、元イングランド代表のグラハム・ラウンツリー氏がヘッドコーチに就任することを発表した。

 グラハム・ラウンツリー新HC(54)は、選手時代にルースヘッドPRとしてイングランド代表54キャップを持ち、1999年W杯に出場した。ブリティッシュ&アイリッシュ(B&I)・ライオンズツアーには1997、2005年の2度選出された実績を有する。

 現役引退後はイングランド代表FWコーチ、B&IライオンズFWコーチなどを歴任。2019年からユナイテッドラグビーチャンピオンシップ(URC)マンスター(アイルランド)のFWコーチとなり、2022年にHCを務めた。このシーズンURCを制覇し、2024年10月にHCを退任した。

 浦安DRは25日、2024-25シーズンでHCを務めたグレイグ・レイドロー氏がエグゼクティブ・クラブ・アンバサダーに就任することを発表。後任HCは、準備が整い次第、別途発表するとアナウンスしていた。

 浦安DRは、ラウンツリー新HCの就任を「クラブのさらなる成長と中長期ビジョンの実現に向けた戦略的再編の一環」と説明。新HCに求める役割を「クラブの競技力強化を担うとともに、『育成型クラブ』という浦安D-Rocksの哲学をさらに深化させていきます」と表現した。

<グラハム・ラウンツリー新HC コメント全文>※日本語
このように野心的で誇り高いクラブを率いる機会をいただき、大変光栄に思います。
日本のリーグは年々ますます競争力を増しています。私たちがより競争力を高められるよう、変化し適応できる環境を築いていくことを楽しみにしています。今回の体制変更は、「2028年に優勝争いをするクラブ」という中長期目標の実現に向けた重要な一歩です。

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