元日本代表アマナキ・レレイ・マフィ、イングランドのニューカッスル・ファルコンズへ移籍決定。

　2024-25シーズンで横浜キヤノンイーグルスを退団した元日本代表NO8アマナキ・レレイ・マフィがイングランド・プレミアシップのニューカッスル・ファルコンズに移籍する。現地時間8月8日にチームが発表した。契約期間は2025-26シーズンの1年間。

　トンガ出身のアマナキ・レレイ・マフィ(35)は花園大卒業後の2014年に当時トップリーグのNTTコミュニケーションズに加入。同年に日本代表としてもデビューし、翌2015年のW杯イングランド大会のメンバーに入り、南アフリカ戦の勝利に貢献した。

　NTTコミュニケーションズに在籍しながらバース（イングランド）、レベルズ（スーパーラグビー）でのプレーも経験。サンウルブズにも加わった。リーグワン初年度の2022シーズンに横浜Eに移籍、昨季は15試合に出場し5トライを記録した。日本代表としては2019年W杯日本大会にも出場し、29キャップを重ねている。

　ニューカッスルのスティーヴ・ダイアモンドDOR（ディレクター・オブ・ラグビー）はマフィについて「フットワークに優れたビッグボールキャリアーでオフロードもできる、（プレーに興奮した）観客を立ち上がらせるでしょう」「彼は攻守両面でインパクトを残し、チームメイトを生かす動きもできますし、私たちにとって非常に重要な契約だと考えています」と高い評価を語った。

　マフィは「このような機会をいただいたことに感謝し、未来に期待を抱いています。ハードワークしながら学び、チームのためにできる限りのことをする覚悟です」と抱負を述べている。

　ニューカッスルの2024-25シーズンの戦績は2勝16敗で、全10チームの中で最下位だった。2025-26シーズンは9月下旬に開幕する。