トヨタヴェルブリッツが退団選手9名を発表。PR崔凌也とHO有田隆平は現役引退。

NTTリーグワン ディビジョン1のトヨタヴェルブリッツが、今季最終戦を終えた翌日の5月11日に2024-25シーズンの退団選手9名を発表した。
PR崔凌也とHO有田隆平の2名は現役引退。PR淺岡俊亮、PR須藤元樹、LO秋山大地、LOアドレ・スミス、FLマイケル・フーパー、FL/NO8フェツアニ ラウタイミ、CTB/WTBジョセフ・マヌの7名は今季でチームを離れる。
36歳の有田隆平は東福岡高、早大を卒業後2011年にトップリーグのコカ・コーラに加入。その後、神戸製鋼を経て2023-24シーズンよりトヨタVに加入した。加入2季目の今季、終盤の2試合に出場。入替戦回避が決まった第17節・三重ホンダヒート戦でも途中出場し、勝利に貢献した。日本代表としても9キャップを持つ。
引退を決めた有田は「トヨタヴェルブリッツでは2シーズンという期間でしたが、VOLTsの皆さまの熱い応援のおかげで充実した現役生活を送ることができました。このチームで現役生活を締めくくることができたことを嬉しく思っております」とコメントしている。
同じく今季での引退を決めた30歳のタイトヘッドPR崔凌也(ちぇ・るんや)は東福岡高、筑波大から2017年にトップリーグ時代のトヨタ自動車に入団。8季を過ごしたワンクラブマンとしてブーツを脱ぐことを決めた。今季は第17節・三重Hのみの出場だが、このビッグマッチでチームに大きな結果をもたらした。
崔は「周りの方に支えられてここまでプレーする事が出来ました。本当にありがとうございます」と感謝を伝えている。
日本代表キャップホルダーの淺岡俊亮、須藤元樹、秋山大地、フェツアニ ラウタイミは今季でトヨタVを離れる。
ラグビーリーグ(13人制)から転向したジョセフ・マヌ、今季途中に加入したアドレ・スミス、同じくシーズン中に電撃復帰したマイケル・フーパーも退団が発表された。
今季、トヨタVは4勝1分13敗・勝ち点24で12チーム中10位という戦績だった。
<トヨタヴェルブリッツ 2024-25シーズン退団選手>
PR崔 凌也[8年・引退]
PR淺岡 俊亮[6年・退団]
PR須藤 元樹[2年・退団]
HO有田 隆平[2年・引退]
LO秋山 大地[6年・退団]
LOアドレ・スミス[1年・退団]
FLマイケル・フーパー[1年・退団]
FL/NO8フェツアニ ラウタイミ[9年・退団]
CTB/WTBジョセフ・マヌ[1年・退団]
※カッコ内年数は在籍