セブンズ
2015.04.07
来季セブンズワールドシリーズ開催地 シンガポールも正式決定!
ラグビーユニオンの国際統括団体であるワールドラグビーは7日、男子セブンズワールドシリーズの来季開催地に、シンガポールが加わると正式に発表した。過去にもホストシティになったことがあり、ビジネス、観光業で目覚ましい発展を遂げているシンガポールで10季ぶりにセブンズワールドシリーズを開催することとなる。
2015-2016シーズンは現在より1大会増えて世界10都市でおこなわれる予定で、シンガポールのほかに、バンクーバー(カナダ)、シドニー(オーストラリア)、ケープタウン(南アフリカ)も新たな開催地になることが決まっている。
シンガポールといえば、2016年から拡張するスーパーラグビーへの新規参入を目指し、日本と18番目のスポットを争ったが、最終的に敗れた。しかし、来季から4年間、オリンピック競技になった7人制ラグビーの世界サーキットイベントを開催できることとなり、シンガポールのみならず東南アジアでのさらなるラグビー普及や人気拡大が期待される。
会場は、約1000億円の建設費をかけて昨年6月にオープンした新ナショナルスタジアム(シンガポールスポーツハブ)。開閉式屋根が設置されたドーム型スタジアムで、競技によって観客収容数を調節できる最新技術を持っており、ラグビーでは約55,000人が観戦可能だという。
現地メディアの『The Straits Times』は、シンガポール大会は来年4月上旬に開催される予定と報道。これまで同時期に開催されてきた東京セブンズについては、まだワールドラグビーから正式発表されていないが、来季シリーズからは外れるといわれている。