セブンズ
2011.05.30
準備期間10日の釜石シーウェイブスが大奮闘 セブンズフェスティバル
大会MVPを獲得した男子7人制日本代表ロテ・トゥキリ
7人制ラグビーの国内大会セブンズフェスティバルが29日、秩父宮ラグビー場で行われた。男子の1回戦勝者によるカップトーナメントは男子7人制日本代表が、女子は3チームの総当りにより女子7人制日本代表がそれぞれ優勝した。男子日本代表の村田亙監督は「全チームが本気を出してきてくれて、(動きが)止まるプレーが少なかった」と大会を総括した。
なお男子では、1回戦敗退組のコンソレーショントーナメントで、トヨタ自動車ヴェルブリッツ、パナソニック ワイルドナイツとトップリーグ上位陣に連勝した下部リーグ・トップイースト所属の釜石シーウェイブスRFCが準優勝。東日本大震災の被災地のクラブとあって、決勝戦後は多くの報道陣に囲まれた。ポール・ホッダーヘッドコーチは「最初の目標は1勝だった。10日間だけの準備期間だったが一生懸命やってくれた」と語った。
(文/向 風見也)
コンソレーションで惜しくも準優勝の釜石SWメンバー。スタンドは健闘に沸き、大漁旗も舞った