ワールドカップ
2025.09.28
【RWC2027】南アメリカ/パシフィックプレーオフを制したチリ代表“ロス・コンドレス”が出場権獲得。サモアに1勝1分。

男子ラグビーワールドカップ2027オーストラリア大会(RWC2027)予選の南アメリカ/パシフィック プレーオフが9月20日と27日におこなわれた。2試合の戦績でチリがサモアを上回り、2大会連続2回目のRWC出場を決めた。
南アメリカ/パシフィック プレーオフは、南米ラグビーチャンピオンシップ2025で準優勝のチリとパシフィックネーションズカップ2025で最下位の6位となったサモアが進んだ。
第1戦は今月20日、アメリカ合衆国ユタ州のソルトレークシティでおこなわれた。チリは高度なハンドリングスキルを発揮してスコアを先行し、最大17点差までリードを広げる。効果的なゲインで点差を縮めていったサモアは試合終了間際のトライで同点に追いつき、32-32の引き分けという結果に終わった。
チリのビニャ・デル・マールに場所を移した27日の第2戦、ホームのチリは序盤から優勢に試合を進めていく。前半32分には左サイドの裏へ抜けるグラバーキックからトライをマークし、18点のリードを奪う。
サモアが追いつくにはトライ2本以上が必要な点差で迎えた終盤、後半37分に左サイドを突破して勝負を決めるトライ(G)を奪い、32-12で第2戦はチリが勝利した。
この結果、1勝1分の“ロス・コンドレス”がRWC2027出場権を獲得、24チームが出場する本大会の23番目のチームとなった。
敗れたサモアは11月におこなわれる最終予選に出場し、4チームと最後の1枠を争う。