東芝ブレイブルーパス東京が三重ホンダヒートに快勝、開幕から5連勝。
2023-24シーズンのリーグワンで東芝ブレイブルーパス東京が開幕から5連勝となった。1月14日には東京・秩父宮ラグビー場で三重ホンダヒートと対戦し、40-12と快勝した。
一方、今季ディビジョン1に昇格したヒートはまだ勝星なく、5連敗。
ブレイブルーパスは開始早々、グラウンド中盤のドライビングモールから持ち出したHO橋本大吾のゲインを起点にチャンスを広げ、すばやくリサイクルしてWTB濱田将暉が抜け、1分で先制した。
対するヒートは14分、LO小林亮太のおとり役も利いてSO呉洸太がブレイクしてチャンスとなり、今季初出場となったオーストラリア代表21キャップのFBトム・バンクスがタックルをかわしてトライゲッターとなった。
しかし、ヒートは21分に危険なプレーをした選手にカードが出て波に乗れず、数的有利となったブレイブルーパスは直後、敵陣深くに入って連続攻撃でゴールに迫り、LOワーナー・ディアンズがピック&ゴーでトライ。
その後、しばらくディフェンスで奮闘したブレイブルーパスは、33分にも攻め込み、ループを入れてのパス回しでCTBセタ・タマニバルが抜け、リードを広げた。
アグレッシブなブレイブルーパスは、38分にもゴールに迫ってからのワイド展開でWTB桑山淳生がファイブポインターとなり、26-5で折り返しとなった。
ブレイブルーパスは後半に入っても、コンタクトエリアでのFWのファイトが激しく、SOリッチー・モウンガの陣地獲得のキックでも優勢にゲームを進めた。そして、51分(後半11分)にもフェイズを重ねてゴールに迫り、4番をつけてデビューとなった今季新加入のPJ・スティーンカンプがパワフルな突進でトライ。さらに、66分にも敵陣深くに入ると、ラインアウトからモールで斜めに移動し、その後ろから逆方向のショートサイドに走り込んできたSOモウンガが抜け、点差は広がった。
終盤、ヒートに2トライ目を許したブレイブルーパスだが、ボーナスポイントも獲得している。