国内 2026.04.25

【リーグワン】コベルコ神戸スティーラーズ、自慢の攻撃力全開。東京サントリーサンゴリアスとの攻め合いを力で制す

[ 編集部 ]
【リーグワン】コベルコ神戸スティーラーズ、自慢の攻撃力全開。東京サントリーサンゴリアスとの攻め合いを力で制す
トライに加え12タックルを記録したディフェンスでも貢献したCTBタリ・イオアサ(撮影:平本芳臣)

■NTTリーグワン2025-26 D1 第16節
4月25日@神戸ユニバー(兵庫)
【神戸S 49-28 東京SG】

 リーグ有数の得点力を有するアタッキングチーム同士の激突となった神戸での第16節。気温19度、快晴の中でキックオフを迎えた一戦は、ホストのコベルコ神戸スティーラーズが東京サントリーサンゴリアスから7トライを奪って今季14勝目を手にした。

 自慢の攻撃力を前面に押し出し、どのエリアからでも積極的にボールを動かしてたたみかける。そんな意志を体現するように、スティーラーズは立ち上がりからアクセル全開でアタックを仕掛けた。

 開始5分、相手陣ゴール前のラインアウトからFWの推進力を生かして狙い通りにLOブロディ・レタリックが先制トライを挙げると、11分にも右コーナーのラインアウトを起点に勢いに乗ってゲインを重ね、NO8ワイサケ・ララトゥブアがポスト左になだれ込む。

 サンゴリアスも勤勉なディフェンスから相手陣ゴール前でマイボールラインアウトのチャンスをつかみ、モールを押し切って15分にトライを返したが、スティーラーズは動じない。19分、前の2本と同じような形でラインアウトからFWが力強く前進しララトゥブアが中央に飛び込むと、31分にはラインアウトモールをドライブしてHOアッシュ・ディクソンが押さえる(28-7)。

 劣勢のサンゴリアスもここで踏ん張り、前半終了間際に相手ゴール前で辛抱強く密集脇を突き続けてPR小林賢太がフィニッシュ。ビハインドを14点に縮めてゲームを折り返した。

 迎えた後半。マイボールキックオフを再獲得したサンゴリアスがしばらくは相手陣で攻め続けたが、スティーラーズは素早いディフェンスセットと頑健なタックルで決定的なチャンスを作らせない。粘り強く守り抜いてボールを取り返すと、一気に陣地を戻して11分にCTBタリ・イオアサが貴重なトライをマークする。

 その後、スティーラーズにペナルティが重なり、レイトタックルでララトゥブアにイエローカードが出されたところから17分にサンゴリアスがラインアウトモールでトライを奪ったが、次のスコアを刻んだのはスティーラーズだった。数的不利をものともせず積極的に攻めて勢いを生み出すと、22分に相手陣ゴール前のラインアウトからパワフルな縦突進でプレッシャーをかけ、最後はふたたびレタリックがトライラインを越える。

 これで主導権を取り戻したスティーラーズは、27分にも25フェーズにわたり小刻みにゲインを重ねて相手防御を崩し切り、FB上ノ坊駿介がトライを追加。サンゴリアスの追撃を31分の1トライに抑え、49-28のファイナルスコアで勝利した。

 3トライ差以上のボーナスポイントを含む勝ち点5を手にしたスティーラーズは、総勝ち点を67に伸ばして2位を堅持。一方敗れたサンゴリアスは勝ち点40のままで5位にとどまり、今節でプレーオフ進出を決めることはかなわなかった。

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