国内 2026.03.08

花園3連覇の桐蔭学園が「優勝祝勝会」を開催。新主将の堺史道は「感謝を忘れず」

[ 編集部 ]
花園3連覇の桐蔭学園が「優勝祝勝会」を開催。新主将の堺史道は「感謝を忘れず」
桐蔭学園を3連覇に導いた堂薗尚悟キャプテン(撮影:BBM)

 第105回全国高校大会で3連覇を成し遂げた桐蔭学園の優勝祝勝会が3月7日、新横浜プリンスホテルでおこなわれた。
 ラグビー部員や保護者、OB・OGなど総勢約450人が参加した。

 会は、昨夏に女子15人制日本代表のヘッドコーチ代行を担った今田圭太さん、横浜キヤノンイーグルスの中村駿太、女子部1期生の國谷蘭(早大4年)の司会で進められた。
 岡田吾一OB会長(28期生)、溝上慎一理事長、岡田直哉校長の挨拶から始まり、東芝ブレイブルーパス東京で事業スタッフの望月雄太氏が乾杯の挨拶をおこなった。

 その後、部員に優勝記念品や記念銘板が贈呈され、キャプテンを務めた堂薗尚悟(60期)は「昨年の祝勝会に参加してから、自分たちの代でも開いてもらいたいと思っていたので嬉しい」と笑顔で語った。

 全国U18女子セブンズ大会では過去最高位となる7位の成績を収めた女子部も登壇。キャプテンを務めた冨樫結衣は「3年生が2人しかおらず後輩に頼ってしまうところもありましたが、その分、経験を積んだ後輩たちが良い結果を残してくれると思う」と語った。

 バイウィークのためリーグワンで活躍するOBも数多く参加し、埼玉ワイルドナイツのHOで100回大会を制した佐藤健次や、トゥールーズのSHで95回大会でキャプテンを務めた齋藤直人らの姿もあった。

 壇上に上がった佐藤は「僕たちの代は2連覇のプレッシャーの中で過ごしてきましたので、ああいうタフなトーナメントを勝ち抜いて3連覇を成し遂げたことをすごく誇りに思いました」と祝いの言葉を述べ、齋藤は「フランス語で!」とヤジが飛ぶ中、「(時差で)毎朝結果を見るのが楽しみでした。大学に進む3年生も、新3年生も、上を見過ぎずに目の前の1日1日、1回1回の練習を大切にして頑張ってください」とエールを送った。

 会の終盤には、福本剛コーチからこれまでの花園の成績の紹介があり、驚異的な数字が次々と並べられた。
 23回の出場で6度も日本一となり、通算成績は76勝17敗2分、勝率は81.7%。この勝率は啓光学園に次いで高い数字という。令和となってからは29勝1敗で、勝率は実に96.7%だった。

 最後は3年生がポジションごとに企画した余興で大いに盛り上がり、今年度で退任する深山竣介先生(長崎南山→筑波大/慶應志木に赴任予定)には優勝した3代のキャプテン(城央祐、申驥世、堂薗)から花束が贈られ、部員たちによる胴上げもおこなわれた。

 新体制も紹介され、新キャプテンとなったFLの堺史道は、「僕たちが日々ラグビーを続けていられるのはOBの方々をはじめ多くの支えがあってこそです。61期はその感謝を忘れずに、全国選抜大会に向けてチーム一丸となって頑張ってゆきます」と抱負を語った。

 会を締めた藤原秀之監督は「今年は正直、難しいのではないかと、マスコミもそうですが僕らも思っていました。夏になっても手応えを感じられませんでした。ただ、12月の常翔学園との練習試合からチームが上向いてきた」と話し、大会期間中の秘話も混ぜながら、「来年も当然チャレンジしたいと思っていますが我々は4連覇という言葉は使いません。今年も3連覇のことに触れたのは決勝前日でした。優勝した際にはここでまた皆さんとお祝いできればと思っています」と語った。

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