無免許・酒気帯び運転疑いで逮捕のFL/NO8フェツアニ・ラウタイミ、NECグリーンロケッツ東葛が契約解除。

　ジャパンラグビーリーグワン ディビジョン2のNECグリーンロケッツ東葛は10月6日、道路交通法違反（無免許・酒気帯び運転）の疑いで逮捕されたFL/NO8フェツアニ・ラウタイミの契約解除を発表した。

　フェツアニ・ラウタイミ容疑者(32)は5日午前2時ごろ、千葉県我孫子市内で自家用車を酒気帯び状態で無免許運転した疑いで逮捕されていた。同選手はトンガ出身で摂南大卒業後の2016年に当時トップリーグのトヨタ自動車に加入。昨季終了後に10季在籍したチームを退団し、9月にGR東葛への移籍が発表された。2017年には日本代表として3試合に出場している。

　GR東葛は同選手の逮捕を受けて6日付で契約解除を発表。チームを運営するNECは、2025-26シーズンを最後にチームを譲渡する方針を発表しており、来季がチームで活動する最後のシーズンとなる。

　チームは「NECグリーンロケッツ東葛として戦う最後のシーズンを迎える中、チームを応援・ご支援いただいているすべての皆さまの期待を裏切る事態となりましたことを深くお詫び申し上げます。チームとして今回の事態を重く受け止め、コンプライアンス厳守の意識を改めて徹底し、信頼回復に真摯に努めてまいります」とコメント。

　同日、一般社団法人ジャパンラグビーリーグワンは今後、懲罰規程に基づき、規律委員会において本事案に関する調査および審議を進めることを発表した。