国内
2025.09.29

【全国高校大会予選】北北海道は3大会連続で遠軽、南北海道は札幌山の手を破った立命館慶祥が3大会ぶり2回目の花園出場を決める。

第2試合は「南北海道」代表を決める、札幌山の手×立命館慶祥の一戦。準決勝で函館ラ・サールを26-24で逆転勝ちした慶祥が、3大会ぶり2回目の花園出場を決めた。山の手を33-14で破った。
剛と柔の戦いとなったこの試合。先制パンチを決めたのは「柔」の慶祥だ。
先制トライは2分。カウンターアタックから左、右、左と大きくボールを動かし、空いたスペースをWTB松橋佑朔が走り切った。
激しく攻守が入れ替わる中で迎えた13分には、相手の反則を起点にWTB浅野大樹がトライ。
その後もアグレッシブにボールを回し、19分のCTB和田弘毅の突破で19-0とした。
「剛」の山の手の反撃は21分。LO柏谷航平のスティールで敵陣ゴール前まで迫り、ラインアウトモールを押し込む。
その7分後には再びゴール前まで侵入し、FWが肉弾戦を制した(LOタレマイトガ・ウルイラケバのトライ)。
19-14と実力拮抗の好勝負だったが、後半もCTB渡邉悠生のランなどで慶祥の時間帯が続いた。
18分にはついに均衡を破る。WTB松橋が外から内にステップを切り、自陣から相手を振り切った。ゴールも決まって26-14。大きな得点だった。
23分にはNO8宮本太進のトライでだめ押し。終盤は山の手の猛攻が続いたが、これを無失点でしのぎ、33-14のスコアで歓喜の瞬間を迎えた。
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