国内
2025.09.29
【全国高校大会予選】北北海道は3大会連続で遠軽、南北海道は札幌山の手を破った立命館慶祥が3大会ぶり2回目の花園出場を決める。


第105回全国高校ラグビー大会の一番乗りを決める北海道予選決勝が9月28日におこなわれた。
今回は2年ぶりに札幌ドーム(大和プレミストドーム)での開催となった。
「北北海道」代表を決める第1試合は遠軽×中標津のカード。遠軽が昨季の王者らしく序盤から力強さを見せ、8年ぶりに決勝進出を果たした中標津を84-5で破った。3大会連続13回目の花園出場を決めた。
遠軽は試合開始からエンジン全開だった。1分、自陣からFB佐藤満輝がラインブレイクを決め、NO8吉田琉希也がノーホイッスルトライを挙げる。吉田は10分、15分にも連続トライを決め、早々にハットトリックを成した。
部員17人で奮闘する中標津にボールを渡す機会も多かったが、そのたびにスティールを決め、FL松田春大の好タックルで落球を誘うシーンも作った。
18分にはカウンターアタックを起点に中標津LO佐藤大晴主将にトライを奪われるが、コンタクト局面ではその後も攻守に前に出られた。
24分、28分のトライで前半を35-5で終えた。
後半も勢いは衰えず、2分のCTB大橋禅のトライを皮切りに7トライを加える。
22分に吉田は5トライ目を記録し、大橋、FB佐藤も2トライ目をマークした。試合終了間際にトライを挙げたSO小玉晴大は、コンバージョンキック12本すべて成功、勝利に貢献した。
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