スプリングボクスに負傷者続出。シヤ・コリシ主将は膝の負傷で全治4週間。

　南アフリカ代表“スプリングボクス”は現地時間8月18日、南半球4か国対抗戦「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」第1節・オーストラリア代表戦（8月16日●22-38）で負傷した、キャプテンのFL/NO8シヤ・コリシとWTBカート＝リー・アレンゼのスコッド離脱、WTBマカゾレ・マピンピの追加招集を発表した。

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　シヤ・コリシは前半31分のアタック時のヒットで右膝を痛める様子が確認され、その後、後半6分に退いていた。カート＝リー・アレンゼは脚を引きずる様子が見られた直後の後半27分に交替した。

　現地メディア「スーパースポーツ」によるとコリシの膝の負傷は全治4週間で、9月の対ニュージーランド代表2連戦の出場も危ぶまれているという。

　ラシー・エラスマスHCのコメントではアレンゼも膝を負傷し、FLピーターステフ・デュトイは脳震盪、WTBエドウィル・ファンデルメルヴァも足首の怪我で23日の第2節・オーストラリア戦を欠場する。

　追加招集されるマカゾレ・マピンピは2019・2023年W杯優勝メンバーでテストマッチ47キャップの実力者。トップリーグ2021シーズンはNTTドコモでプレーした。

　エラスマスHCは記者会見で「グループの全員がやるべきこと、今週正さなければいけないことについて考えが一致している。トレーニングではそこに焦点を当てます」「私たちは追い詰められています。この状況を改善しなければいけません」と語った。

　同席したCTBキャナン・ムーディーも同調し「皆は非常に失望し傷ついているが、ラシーHCが言うように何をすべきかはわかっています。今週はポジティブな要素を積み重ねて、試合当日に実行することを確実にしたいです」と意気込んだ。

　スプリングボクスは現地時間8月23日、ケープタウンでオーストラリア代表“ワラビーズ”と再戦する。