イングランド代表118キャップのPRダン・コールが現役引退を発表。

　元イングランド代表PRダン・コールが今季限りで現役を引退する。英国時間5月27日に所属するイングランド・プレミアシップのレスター・タイガースが発表した。

　38歳のコールがイングランド代表として保持する118キャップは歴代2位で、FWとしては最多の記録だ。W杯は2011年から2023年まで4大会連続で出場し、シックス・ネーションズでは2011、2016、2017年に3回優勝した。

　2013、2017年にはブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズに選抜されるなど時代を代表するタイトヘッドPRとして活躍した。アカデミーから所属するレスターでは340キャップを持ち、3回のプレミアシップ優勝を果たしている。

　コールは引退について「簡単な決断ではなかった。気持ちは揺れ動きましたが、今がプレーを終えるのにベストなタイミングだと思います」と述べている。

　イングランド代表でも共にプレーしたチームメイトのSHベン・ヤングスと共にレスターを去ることになるが「クラブが始動する時であり、私にとっても前に進む時です」と語っている。

　レスターの今季のレギュラーシーズンの戦績は2位で、プレーオフを制覇すれば歴代最多記録を更新する12回目の優勝となる。