花園近鉄ライナーズ一筋18シーズン。松岡勇が今季限りで現役引退を表明。

花園近鉄ライナーズは4月30日、松岡勇の今季限りの現役引退を発表した。
神戸甲北、大体大出身でチーム最年長の40歳。明日5月1日に41歳となる鉄人LOだ。
190センチ、108キロの体躯を駆使し、献身的なプレーでチームを支え続けた。
在籍は2007年の入団から18シーズンを重ねている。
クラブキャップは162、公式戦キャップ数(トップウェストやトップチャレンジ、トップリーグのプレーオフ、入替戦を除く)は115を誇る。
松岡はチームを通じて、こうコメントした。
「今シーズンをもちまして、現役を引退することを決めました。これまで熱いご声援をいただいたファンの皆さま、共に戦ってくれたチームメイト、コーチングスタッフ、メディカルスタッフ、そしてチーム関係者の皆さま、また様々な形で支えてくださった職場の皆さまに、心より感謝申し上げます。皆さまのおかげで、ラグビーを思う存分プレーすることができました。そして、この場をお借りしまして、日々の食事など全ての面で常に支えてくれた妻、応援してくれた息子たち、私を大きく丈夫に生み育ててくれた両親に、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとう。今後とも、ライナーズへの変わらぬご声援をよろしくお願いいたします。これまで本当にありがとうございました」
ライナーズは第12節を終えて、8勝3敗1分けの3位。勝ち点3差で2位のグリーンロケッツ東葛を追っている。
レギュラーシーズンは残り2試合。上位2チームが進むD1との入替戦に向け、5月3日に花園ラグビー場で行われるグリーンロケッツとの直接対決は絶対に負けられない一戦となる。
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