26年目の「サニックス ワールドラグビーユース交流大会」開催。世界9か国の高校世代チームと国内強豪校がマッチアップ。

国内外の高校生世代のチームが参加する「サニックス ワールドラグビーユース交流大会 2025」の大会概要が4月9日に発表された。
今年で26回目を迎える本大会は、4月28日から5月5日にかけてグローバルアリーナ(福岡県宗像市)で開催される。学校・クラブ単位の単独チームが競う世界でも稀有なトーナメントで、『ユース世代のW杯』とも称され世界的な認知度も高い。これまで23か国・地域からチームが来日し、約1万5千人の選手たちが競技の内外で国際交流を深めてきた。
この大会に出場した後にインターナショナルレベルの舞台で活躍する選手も多く、W杯の2019年日本大会は26名、2023年フランス大会では35名の大会OBがプレーした。
男子(15人制)はオーストラリア、イングランド、フィジー、ニュージーランド、台湾、韓国から6チーム、日本国内からは今春の全国高校選抜大会を制した桐蔭学園(神奈川)、ファイナリストの京都成章(京都)ら強豪10チーム、合計16チームが出場する。4チーム・4プールの予選リーグの戦績に応じて順位決定トーナメントに進む。男子の各チームはグローバルアリーナ内の宿泊施設で寝食を共にし、大会期間中に親睦を深める。
女子(セブンズ)はオーストラリア、イングランド、ニュージーランド、香港から4チームと、昨年度のU18女子セブンズ大会の覇者、関東学院六浦(神奈川)ら日本の4チームが参加する。4チーム・2プールの予選リーグがおこなわれ、男子と同じく順位決定トーナメントに進むフォーマットとなる。
大会期間中の国際交流の機会も多く、全選手とレフリー、スタッフが参加する「ウェルカムパーティー」が29日に開催される。5日の男子決勝戦前には各チームから試合出場のなかった選手を中心に選抜した2チームによる「ワールドフィフティーン フレンドリーマッチ」がおこなわれる。
なお今大会では、特設テント内で天候を気にせず試合観戦ができるプレミアムシートを設置。食事やドリンク、お土産に加えて、ラグビー・コンシェルジュによるわかりやすい解説もついており、大会をより深く満喫できる環境が提供される。また大会期間中は天神・博多駅・グローバルアリーナ間でアクセスツアーバスも運行される。
ぜひゴールデンウィークはグローバルアリーナを訪れ、世界の高校生ラガーたちの祭典を存分に楽しんでほしい。
大会の詳しい情報はこちらから
【サニックス ワールドラグビーユース交流大会 2025 参加チーム】
■男子16チーム
<プールA>
SGSフィルトンカレッジ(イングランド)
ジェングオ ハイスクール(中華台北)
桐蔭学園高等学校(神奈川)
大阪桐蔭高等学校(大阪)
<プールB>
ハミルトン ボーイズ ハイスクール(ニュージーランド)
東海大学付属相模高等学校(神奈川)
御所実業高等学校(奈良)
長崎北陽台高等学校(長崎)
<プールC>
バーカー カレッジ(オーストラリア)
京都工学院高等学校(京都)
東福岡高等学校(福岡)
東海大学付属大阪仰星高等学校(大阪)
<プールD>
ラトゥ カダヴレヴ スクール(フィジー)
ベゼ ハイスクール(韓国)
京都成章高等学校(京都)
佐賀工業高等学校(佐賀)
■女子8チーム
<プールA>
キングス クリスティアン カレッジ(オーストラリア)
ラフボロー カレッジ(イングランド)
関東学院六浦高等学校(神奈川)
四日市メリノール学院高等学校(三重)
<プールB>
ハウィック カレッジ(ニュージーランド)
ホンコンチャイナ ジュニア ドラゴンズ(ホンコン・チャイナ)
福岡ラグビーフットボールクラブ(福岡)
麗澤高等学校(千葉)