国内 2025.04.05

【リーグワン ディビジョン2】首位シャトルズ、苦しみながらも白星つかむ。キューデンヴォルテクスも奮闘光る。

[ 編集部 ]
【リーグワン ディビジョン2】首位シャトルズ、苦しみながらも白星つかむ。キューデンヴォルテクスも奮闘光る。
キューデンヴォルテクスの好守に苦しみながらも今季9勝目を挙げたシャトルズ©JRLO



 前半24分の時点で0-17。九州電力キューデンヴォルテクスの綿密に準備されたゲームメイクと気迫あふれるコンタクトに主導権を握られ、ほとんどの時間で自陣でのディフェンスを強いられた。それでも、第3節から7連勝中と快進撃を続ける豊田自動織機シャトルズ愛知は動じなかった。

 反撃の狼煙を上げたのは27分だ。相手陣22メートル線内で得たラインアウトから左へ展開し、順目にフェーズを重ねる。最後はタッチライン際でオーバーラップを作り、WTB中野豪が左隅へ滑り込んだ。

 前半終了間際には自陣から果敢にボールを動かしてたたみかけ、相手陣22メートル線内まで攻め入る。最後にターンオーバーを許しスコアは逃したものの、風上に移る後半に向け手応えをつかんで折り返した。

 今季初めてリザーブに回ったSOフレディー・バーンズを投入した後半は、序盤からペースを握る。

 開始4分、中盤での反則に乗じて相手レッドゾーンへ入ると、ラインアウトからテンポよく攻撃を継続してLOナイバルワガ セタがフィニッシュ。バーンズのG成功で12-17と詰め寄った。

 キューデンヴォルテクスもここでよく踏みとどまり、接点で厳しくファイトして対抗。今季初出場で初先発のSO上里貴一が11分、20分とPGを通し、23-12とふたたびワンチャンスでは追いつけないところまでリードを広げる。

 しかし今季充実のシャトルズが底力を発揮したのはここからだった。直後の21分、テンポのいい連続展開からSOバーンズが防御のギャップを走り抜け19-23と射程圏にとらえると、その後もキックゲームとスクラムで優位に立ち、相手陣で試合を進める。

 観客席を埋めた地元刈谷のファンがこの日もっとも沸いたのは39分だ。相手陣ゴール前でFWが真っ向勝負を挑んで圧力をかけると、最後はラインアウトモールを力強く押しきってHO藤浪輝人がグラウンディング。バーンズのGも決まり、26-23と土壇場でゲームをひっくり返した。

 最終盤にはキューデンヴォルテクスの長い連続攻撃を堂々と受け止め続け、ディフェンスで50メートル近く前進する圧巻の防御も披露。実に29フェーズ目で相手のノックフォワードを誘い、熱闘に終止符を打った。

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