国内
2025.03.30
コベルコ神戸スティーラーズのブロディ・レタリック、負傷で3週間ほど離脱。ヘッドコーチが明かす。
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ニュージーランド代表109キャップを誇るコベルコ神戸スティーラーズのブロディ・レタリックが、負傷により3週間ほど離脱する。
3月30日に秩父宮ラグビー場でおこなわれたリコーブラックラムズ戦の試合後の記者会見で、デイブ・レニーHCが明かした。
指揮官は「詳細まで言おうと思いましたが、最後まで言うのはやめておきます」と前置きし、負傷した部位などは明かさなかったが、「練習の中でのケガです。金曜日に手術をしました。おそらく3週間ほど戻って来られないと思います」と語った。
この日はレタリックの欠場をはじめ、多くのアクシデントに見舞われた。
出場すればリーグワンデビューだったタリロトゥ・ファカトゥロロも体調不良で欠場。それに伴い、前日にポジション変更を含む計6人の入れ替えが発表された。
また、試合開始40秒でリーグ2位の10トライを挙げているWTBアタアタ・モエアキオラが脳震盪で退場。
前半29分には小瀧尚弘、35分にはジェラード・カウリートゥイオティと立て続けにシンビンに。両LO不在の13人で過ごす時間があった。
それでも、スティーラーズは27-24と勝利を掴んだ。レニーHCは「チームを誇りに思います」。
「13人でトライを取ることもできました。プレッシャーがある中で落ち着いてプレーできていました。リコーさんは今季大きく成長している素晴らしいチームです。(試合を終えたとき)2チームとも疲れ切った状態でした」
攻守に奮闘のFLティエナン・コストリーは、レタリックの不在について「ガズラ(レタリックの愛称)はすごい選手ですけど、みんなが良いパフォーマンスを出せればカバーできると思っています。今日はきつい時間帯でもそれを見せられました」と語った。