国内 2025.03.04

【リーグワンD1】トライ王争いはWTBジョネ ・ナイカブラがリード。ルーキーSH北村瞬太郎も決定力を発揮。

[ 編集部 ]
【リーグワンD1】トライ王争いはWTBジョネ ・ナイカブラがリード。ルーキーSH北村瞬太郎も決定力を発揮。
初の「最多トライゲッター」へ突き進むジョネ・ナイカブラ[BL東京]©︎JRLO

 今季よりレギュラーシーズンの試合数が16試合から18試合に増えたNTTリーグワン ディビジョン1。上位6チームが進出するプレーオフ争いが展開される中、個人タイトルの最多トライゲッターを狙うレースも熱を帯びている。

 現在のトライランキング首位は11トライの東芝ブレイブルーパス東京のWTBジョネ ・ナイカブラ。第10節のクボタスピアーズ船橋・東京ベイ戦で後半30分に右大外を駆けて逆転の決勝トライをマークし、単独でランキング首位に躍り出た。クリーンブレイク数もリーグトップで高い推進力を見せている。

 昨季のトライ王、静岡ブルーレヴズのWTBマロ・ツイタマは前節まで首位タイの10トライ。第4節まで8トライを量産したものの、ここ数試合はアシスト役に回ることも多く少々ペースを落としている。ゲインメーターは899mでトップを走る。

 ツイタマと並ぶ2位タイの埼玉パナソニックワイルドナイツのWTB竹山晃暉は第4節・三重ホンダヒート戦でハットトリックトライを決めてからペースを上げた。プレースキッカーを務めることもあり、高い得点力で首位を走るチームを支えている。

 4位は8トライを奪ったハラトア ・ヴァイレア[S東京ベイ]、アタアタ ・モエアキオラ[神戸S]、北村瞬太郎[静岡BR]の3名が並ぶ。

 今季、立命館大から加入したルーキー(2023-24シーズンはアーリーエントリー登録も未出場)、北村瞬太郎はクイックネスを活かし、SHのポジションからトライを重ねている。チームメイトのマロ・ツイタマらWTBの突破のフォローに走りトライをマークするパターンも多い。

 昨季2トライのハラトア ・ヴァイレアは爆発力のあるアタックでトライを量産。アタアタ ・モエアキオラは今季の出場試合数7以上のトライ数を記録している。次点で7トライをマークしているパリ五輪に出場したセブンズ日本代表、石田吉平[横浜E/WTB]が続く。

 D1のレギュラーシーズンは残り8試合。トライゲッターたちの熾烈な競争は続く。

【リーグワン2024-25 D1トライランキング】※第10節終了時点
1.ジョネ・ナイカブラ[BL東京]11T
2.竹山 晃暉[埼玉WK]10T
2.マロ・ツイタマ[静岡BR]10T
4.ハラトア・ヴァイレア[S東京ベイ]8T
4.アタアタ・モエアキオラ[神戸S]8T
4.北村 瞬太郎[静岡BR]8T
7.石田 吉平[横浜E]7T
8.松永 拓朗[BL東京]6T
8.カート=リー ・アレンゼ[相模原DB]6T
8.ケレブ・カヴバティ[浦安DR]6T
8.シェーン・ゲイツ[浦安DR]6T
8.松永 貫汰[神戸S]6T
8.高橋 汰地[トヨタV]6T
8.ヴィンス・アソ[埼玉WK]6T
8.ブロディ・レタリック[神戸S]6T

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