南アフリカ代表SOのハンドレ・ポラード、古巣のブルズに復帰。

南アフリカ代表のSO、ハンドレ・ポラードが7月1日から2年契約で古巣のブルズに復帰する。
3月1日、チームが発表した。
30歳のポラードは、2014年にブルズでプロキャリアをスタートさせた。6シーズンで62試合に出場し、629ポイント(11トライ、119PG、104C、4DG)を記録。
2019年からはフランス・TOP14のモンペリエに3季、現在は英・プレミアシップのレスター・タイガースで3シーズン目を過ごしている。
来季からは東京サントリーサンゴリアスへの移籍の可能性も一部海外メディアでは報道されたが、ジェイク・ホワイトHC率いるブルズへの加入が決まった。
「この機会に本当に感謝しています」と話すポラードは「当たり前のことだとは思っていません。海外で素晴らしい数年を過ごしてから帰国できることに、とても興奮しています」とコメントした。
「私はブルズでキャリアをスタートさせ、6年間は今日の私に大きな役割を果たしました。このチームは常に私にとって特別な場所です」
レスター・タイガースへの感謝も語った。現在チームは4位につけている。
「私はこのクラブの一員であることを非常に誇りに思っています。私のキャリアの中で最も楽しい3シーズンでした」
リチャード・ウィルクスGMは、「ハンドレがレスター・タイガースの選手でなくなることに失望しているが、この決定の理由は理解できる」と述べた。
「選手としてのキャリアの半分以上を家から離れて過ごしてきたので、南アフリカでプレーする機会と、妻のマリスと息子のハンターと慣れ親しんだ環境で落ち着くことができる機会を断るにはあまりにも惜しかったでしょう」
スプリングボクスには、サシャ・ファインバーグ=ムンゴメズル、マニー・リボック、ダミアン・ウィレムセ、ジョーダン・ヘンドリクセといった複数ポジションをカバーできる新進気鋭のフライハーフがズラりと並ぶ。
80キャップを重ねた経験豊富な30歳が、母国でアピールを続ける。