国内 2024.12.12

【リーグワン】カテゴリB→Aプレーヤーまとめ。規定変更のおさらい。

[ 編集部 ]
【リーグワン】カテゴリB→Aプレーヤーまとめ。規定変更のおさらい。
「開幕前メディアカンファレンス」には全26チームの選手が集結した(撮影:福地和男)

 12月21日に4度目のシーズン開幕を迎える「NTTジャパンラグビー リーグワン」。今年、選手登録カテゴリに関する規定が変更されたことで、各チームのマネジメントにも少なからず影響が及びそうだ。

 リーグワンのチームに所属する選手は、
A:日本代表実績あり/資格あり
B:日本代表資格獲得見込み
C:他国代表歴あり等上記以外
いずれかのカテゴリで登録される。

 チーム運営、采配にカテゴリの規定・制限があり、チーム登録枠はAが80%以上・B/Cの合計で10名以下・Cは3名以下、23名の試合登録枠はAが17名以上・Cは3名以下、ピッチ上はAが11名以上、というルールが設けられている。

 今年8月13日に国際統括団体ワールドラグビーが『競技に関する規定第8条「国の代表チームでプレーする資格」』の改訂を発表。この改訂により、2024年8月1日以降は従来規定されていた[60か月(5年間)当該国に継続的に居住する]という要件から[60か月国内のラグビー団体にのみ登録されていた]に変更された。この変更を受け、日本代表資格に準ずる、リーグワンの「カテゴリA」の要件も改訂がなされた。

 10月22日にリーグワンは「選手契約及び登録に関する規程」の変更を発表。カテゴリAのプレーヤーは、[リーグ登録を行ったシーズン開始日時点で、48か月以上継続して日本ラグビー協会に選手登録があること]を必要要件とし、継続居住要件に沿って設けられていた[国外滞在日数の制限(年間62日以内)]の要件が撤廃された。

 なお代表資格の要件[60か月]に対し、カテゴリAの要件は[48か月]であるため、Aのプレーヤーが直ちに日本代表資格があることにはならない。しかしながらリーグワンのチームマネジメントにおいてカテゴリAのプレーヤーが持つメリットは多い。戦局にも関わる、2024-25シーズンよりカテゴリBからAに登録されたプレーヤーを確認しよう。

【昨季[B]から今季[A]に変更されたリーグワンプレーヤー】
<東芝ブレイブルーパス東京>
PR ヴェア ・タモエフォラウ 23歳
FL アフ ・オフィナ 24歳
CTB ロブ・トンプソン 33歳
UTB ステファーナス ・ドゥトイ 23歳

<コベルコ神戸スティーラーズ>
CTB マイケル・リトル 31歳

<静岡ブルーレヴズ>
PR ショーン・ヴェーテー 24歳
LO マリー・ダグラス 35歳
LO ヴェティ・トゥポウ 24歳
SO サム・グリーン 30歳
CTB シルビアン・マフーザ 31歳

<三菱重工相模原ダイナボアーズ>
SH ジャック・ストラトン 30歳
CTB/FB マット・ヴァエガ 30歳

<浦安D-Rocks>
PR セコナイア・ポレ 29歳
LO ローレンス・エラスマス 31歳

<埼玉ワイルドナイツ>
LO エセイ・ハアンガナ 25歳

<東京サンゴリアス>
LO ハリー・ホッキングス 26歳
LO ロックラン・オズボーン 25歳

<クボタスピアーズ船橋・東京ベイ>
PR イジー・ソード 23歳
LO ルアン・ボタ 32歳
LO デーヴィッド・ブルブリング 35歳
NO8 タイラー・ポール 29歳

<トヨタヴェルブリッツ>
FL アイザイア・マプスア 23歳
WTB ジョネ・ナベテレヴ 25歳

<ブラックラムズ東京>
PR サミュエラ ・ワカヴァカ 23歳
LO マイケル・ストーバーグ 32歳
LO ジェイコブ・スキーン 31歳
CTB セミシ・トゥポウ 28歳
CTB PJ・ラトゥ 24歳
FB アイザック・ルーカス 25歳

<三重ホンダヒート>
PR マティウス・バッソン 29歳
FL トニー・ハント 26歳

<花園近鉄ライナーズ>
LO パトリック・タファ 25歳
LO サム・ジェフリーズ 32歳

<豊田自動織機シャトルズ愛知>
FL/NO8 鄭兆毅 25歳
WTB/FB チャンス・ペニ 30歳

<グリーンロケッツ東葛>
FL ダアンジャロ ・アスイ 22歳

<レッドハリケーンズ大阪>
LO マイケル・アラダイス 33歳

<日本製鉄釜石シーウェイブス>
CTB ヘルダス・ファンデルヴォルト 29歳
CTB ダリエス・トマス 21歳

<清水建設江東ブルーシャークス>
LO トム・ロウ 33歳
CTB ジョンベン・コッツェ 31歳

<クリタウォーターガッシュ昭島>
LO デーモン・レエスアス 31歳

※年齢は2024年12月12日時点

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