ハリケーンズのホームジャージーに「Kubota」のロゴを掲出。2025シーズンから2季契約。
ニュージーランド・スーパーラグビーのハリケーンズが2025シーズンより2季にわたり日本の農業機械メーカー、クボタのロゴをホームジャージーの胸に掲出することを12月6日に発表した。10日にはInstagramアカウントで「Kubota」のロゴが入ったジャージーを着用した選手の写真をアップした。
クボタが運営するリーグワン ディビジョン1のクボタスピアーズ船橋・東京ベイの所属選手であるPR紙森陽太とPR加藤一希が今夏期限付き移籍でNPC(地区対抗選手権)のウェリントンに所属していた。昨季、スピアーズで引退した元オールブラックスのHOデイン・コールズ氏がウェリントンで今季スポットコーチを務めるなど、スピアーズとハリケーンズがテリトリーとするウェリントンの縁は深い。
さらにクボタのNZ現地法人はウェリントンの北部に位置するパーマストンノースに拠点を置いている。今回の契約はハリケーンズとクボタNZが締結する。
ハリケーンズのアヴァン・リーCEOは「クボタのような世界的ブランドが我々ハリケーンズのファナウ(マオリ語で家族)に加わることを誇りに思います」とコメント。クボタのロゴは女子チーム、ハリケーンズ・ポウアのホームジャージーにも掲出される。デーヴ・ハッチンズ コマーシャル・マーケティングGMは「クボタの世界的なプレゼンスは、国際的な舞台で成長するというクラブの包括的な目標をサポートするだけでなく、スポーツ界における女性の象徴性と認知度の向上を促進します」と今回の契約の意義を説いた。
男子のハリケーンズは来年2月22日のスーパーラグビー・パシフィック第2節のフィジアン・ドゥルア戦、女子のハリケーンズ・ポウアは3月1日のスーパーラグビー・アウピキ第1節のブルーズ戦で「Kubota」のロゴが入った新しいジャージーがお披露目される。