各国代表 2024.08.29

オールブラックス、TRC対スプリングボクス第1戦のメンバー発表。新旧キャプテンが先発出場。

[ 編集部 ]
オールブラックス、TRC対スプリングボクス第1戦のメンバー発表。新旧キャプテンが先発出場。
23年W杯決勝以来の共演。(右から)サム・ケイン、ボーデン、スコット、ジョーディーのバレット3兄弟(Photo: Getty Images)

 「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」第3節、現地時間8月31日にエミレーツ・エアライン・パーク(ヨハネスブルク)で南アフリカ代表“スプリングボクス”と対戦するニュージーランド代表“オールブラックス”が試合登録メンバー23名を29日に発表した。

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 手指の負傷と手術によりTRC第1・2節を欠場していた、キャプテンのLOスコット・バレットが先発で復帰する。さらにTRCから代表に復帰し、第2節はリザーブから出場したFLサム・ケインがスターターに入った。
 23年W杯までキャプテンを務めていたサム・ケインと、現キャプテンのスコット・バレット、オールブラックスの新旧キャプテンがチームを牽引する。

 スターティングXVのメンバーチェンジはこの2名のみ。勝利したアルゼンチン戦のプレーヤーをベースにスプリングボクスに挑む。
 一方、スプリングボクスはリザーブに6名のFWを置くなどパワープレイを仕掛けてくる様相だ。

 国内での対アルゼンチン2連戦、オークランドの第2節は42-10で勝利したものの、ウェリントンでの初戦は30-38で落としたオールブラックス。南アフリカ遠征を前にレオン・マクドナルド アシスタントコーチが辞任するなど、課題も出ている。

 スコット・ロバートソンHCは、「エリスパーク(正式名称)で南アフリカと対戦することは最高のテストマッチの経験になる。我々はスプリングボクスをリスペクトしているし、象徴的な試合会場が激しい雰囲気になることを楽しみにしている」と語った。

 オールブラックスにとってエミレーツ・エアライン・パークは、1995年W杯決勝で延長の末に12-15で敗れた試合会場でもある。TRC最大のライバルであり、23年W杯決勝で敗れたスプリングボクスに因縁の地で勝利し、プライドを取り戻すことはできるか。

<ニュージーランド代表 南アフリカ戦(8月31日17時00分キックオフ@エミレーツ・エアライン・スタジアム)登録メンバー>※現地時間
▼スターティングXV
1.タマティ・ウィリアムズ(クルセイダーズ・9caps)
2.コーディー・テイラー(クルセイダーズ・89caps)
3.タイレル・ロマックス(ハリケーンズ・36caps)
4.スコット・バレット(クルセイダーズ・72caps)[C]
5.トゥポウ・ヴァアイ(チーフス・30caps)
6.イーサン・ブラッカダー(クルセイダーズ・13caps)
7.サム・ケイン(チーフス/東京サントリーサンゴリアス[JPN]・96caps)
8.アーディー・サヴェア(モアナ・パシフィカ・86caps)[VC]
9.TJ・ペレナラ(ハリケーンズ・84caps)
10.ダミアン・マッケンジー(チーフス・52caps)
11.ケイリブ・クラーク(ブルーズ・22caps)
12.ジョーディー・バレット(ハリケーンズ・62caps)[VC]
13.リーコ・イオアネ(ブルーズ・73caps)
14.ウィル・ジョーダン(クルセイダーズ・33caps)
15.ボーデン・バレット(ブルーズ・128caps)
▼リザーブ
16.アサフォ・アウムア(ハリケーンズ・11caps)
17.オファ・トゥウンガファシ(ブルーズ・61caps)
18.フレッチャー・ニューウェル(クルセイダーズ・18caps)
19.サム・ダリー(ブルーズ・3caps)
20.サミペニ・フィナウ(チーフス・3caps)
21.コルテス・ラティマ(チーフス・4caps)
22.アントン・レイナートブラウン(チーフス・75caps)
23.マーク・テレア(ブルーズ・13caps)
C:キャプテン
VC:バイスキャプテン

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