国内 2024.05.02

「アンダーアーマー菅平サニアパーク」のオープニングイベント開催。

[ 編集部 ]
「アンダーアーマー菅平サニアパーク」のオープニングイベント開催。
ドームは2月にネーミングライツ取得の契約を締結した(長野県ラグビーフットボール協会提供)
中高生の質問に応える廣瀬俊朗さん(長野県ラグビーフットボール協会提供)

 アンダーアーマーの日本総代理店であるドームは、菅平高原にある「サニアパーク菅平」と「菅平高原アリーナ」のネーミングライツを2月に取得した。

 両施設は4月から3年間「アンダーアーマー菅平サニアパーク」「アンダーアーマー菅平アリーナ」として開業している。

 4月28日にはスペシャルゲストに元日本代表キャプテンの廣瀬俊朗氏を迎えたオープニングイベントが開催され、トークセッションではイベントに参加した中高生の質問に廣瀬氏が応えた。

 その後は200人を超える県内の中高生ラグビーマンが参加する強化練習会がおこなわれた。県内の中高生が一堂に介してトレーニングをおこなうのは初めて。長野県協会は2028年に開催される長野国体をにらみ、今後もこうした練習会を引き続きおこなうとしている。

 中学生が地元の高校生と同じ時間を過ごすことで、県外流出を防ぎ、競技を継続してもらう機運にもしたいという。

 この日は4つのセッションに分かれ(各20分)、元陸上競技選手の秋本真吾さん(スプリントコーチ)による走り方のレクチャー、飯田高出身で元豊田自動織機SOの片桐康策さん(豊田通商コーチ)によるパス練習、高校のコーチたちによるブレイクダウンの指導、高校日本代表で総務を務める白鳥憲之先生(長野工)によるディフェンス指導がおこなわれた。

 イベント終盤には廣瀬氏とのフォトセッションもあり、同氏に要望により高校生たちとタッチフットをおこなう「特別練習会」も急遽設けられた。

 県内の小中高のコーチたちが集まって、意見交換をする時間も作られ、長野ラグビーにとって実り多い時間となった。

 ドームは今後も菅平でのイベントを定期的に開催していく予定という。

1セッションでは、高校ジャパン仕込みの素早く上がるディフェンスを指導された(長野県ラグビーフットボール協会提供)

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