国内 2024.04.12

首位独走の埼玉ワイルドナイツが13連勝 ブラックラムズ東京を下す

[ 編集部 ]
首位独走の埼玉ワイルドナイツが13連勝 ブラックラムズ東京を下す
ワイルドナイツのヴィンス・アソにタックルに行くブラックラムズのアイザック・ルーカス(撮影:福地和男)


 リーグワンのディビジョン1で首位を独走し、すでにプレーオフ進出を決めている埼玉パナソニックワイルドナイツは、4月12日に秩父宮ラグビー場で10位のリコーブラックラムズ東京と対戦し、50-26と圧倒、負け知らずで13連勝となった。

 ワイルドナイツは前半5分、CTBヴィンス・アソがタックル後のアームレッスルでボールを奪い返すと、WTB竹山晃暉の「50:22キック」で敵陣深くに入り、ラインアウト・モールからキャプテンのHO坂手淳史が持ち出して突進し、先制トライを挙げた。

 一方、ブラックラムズは9分、ゴールに迫り、初先発となったルーキーのLO山本嶺二郎がピック&ゴーでインゴールにねじ込み、ファンの歓声を浴びた。

 しかし、ゲームを支配したのはワイルドナイツで、15分、敵陣深くに入ってFWが近場を突き、FL大西樹がラックサイドからギャップを抜けてインゴールに持ち込んだ。
 18分には黒衣軍に激しくプレッシャーをかけてボールを奪い返し、チャンスとなり、LOエセイ・ハアンガナがフィニッシュ。
 25分にはスクラムで圧力をかけてペナルティを得、敵陣深くに入り、安定したラインアウト・モールから組み立て、SH小山大輝から折り返しのパスを受けた弾丸ランナーのWTBマリカ・コロインベテが抜け、点差を広げた。
 ワイルドナイツは個々のコンタクトが強く、優勢で31分にも攻め込むと、またもFL大西がラックからすばやくピックアップして抜け、トライゲッターとなった。

 36分にパスミスからブラックラムズに反撃を許し、33-14で折り返しとなったワイルドナイツだが、後半、ペナルティゴールで着実に点差を広げると、58分(後半18分)には、相手のラインアウト失敗からボールを手にしてCTBアソのビッグゲインで敵陣深くに入り、サポートもついてたたみかけ、WTB竹山が蹴ったボールをWTBコロインベテが確保し、トライ。
 67分にも追加点を挙げたワイルドナイツは、終盤にブラックラムズに連続トライを許したが、快勝となった。

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