セブンズ 2024.03.03

セブンズ・ロサンゼルス大会で女子日本はプール戦全敗 9位以下のトーナメントへ

[ 編集部 ]
セブンズ・ロサンゼルス大会で女子日本はプール戦全敗 9位以下のトーナメントへ
豪州戦で力走する三枝千晃。梶木真凜のトライにつながった(Photo: Mike Lee - KLC fotos for World Rugby)


 アメリカのロサンゼルスで開催されているワールドセブンズシリーズ(HSBC SVNS 2024)の第5ラウンドで、黒星発進だった女子セブンズ日本代表は大会2日目の現地時間3月2日、プールBの残り2試合も連敗し、準々決勝進出を逃した。

 2日目はまず、ランキング1位のオーストラリアに挑み、5-46と完敗。
 開始早々、須田倫代が自陣深くから抜けて大きくゲインし会場を沸かせたが、サポートのパスがつながらず、相手に切り返され先制を許した。4分にもパスの乱れから失点。5分にもハンドリングエラーからピンチを招き、スクラムからのムーブでトライを奪われた。
 その後もオーストラリアに得点を重ねられ、22点ビハインドとなった日本はハーフタイム前、自陣深くから三枝千晃が力走でビッグゲインし、ゴール目前で捕まったものの、サポートがついてボールをつなぎ、梶木真凜が右隅にトライを決めた。
 しかし、後半は日本のキックオフミスで始まり、まもなく失点。日本は自陣から出ることができず、その後もオーストラリアに3トライを追加され、大敗となった。

 プールB最終戦の結果次第では3位通過での8強入りの可能性はあったが、アイルランドを倒すことはできず、12-26で敗れた。
 日本は開始早々、自陣でのループから内海春菜子が抜けて大きくゲインし、ノールックパスで原わか花につなぎ、快足の原がタックラーを振りきって先制トライを決めた。
 その後、逆転されたが、7-12で迎えた後半の立ち上がり、日本はブレイクダウンでターンオーバーし、つないで、水谷咲良が左ゴール前に迫り、サポートがつき、中村知春がタッチライン際で粘ってタックラーをかわしコーナーに同点トライを決めた。
 しかし、後半3分、原が自陣から快足を飛ばしてチャンスになりかけたが、追いつかれ、ブレイクダウンでターンオーバーされると、アイルランドが逆襲でトライを奪い返し、リードされてしまった。さらに、リスタートのキックオフで日本はボールを確保できず、まもなく失点し、惜敗となった。

 女子セブンズ日本代表は、大会最終日は9位以下のトーナメントに臨む。

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