国内 2024.03.02

首位の埼玉ワイルドナイツが8連勝 静岡ブルーレヴズからボーナスポイントも獲得

[ 編集部 ]
首位の埼玉ワイルドナイツが8連勝 静岡ブルーレヴズからボーナスポイントも獲得
2トライを挙げるなど活躍した埼玉ワイルドナイツのLOルード・デヤハー(撮影:松本かおり)


 リーグワン2023-24のディビジョン1で首位を走る埼玉パナソニックワイルドナイツは3月2日、静岡県のヤマハスタジアムで8位の静岡ブルーレヴズと対戦し、45-19で制して開幕から8連勝となった。ブルーレヴズは3勝5敗。

 先制したのは静岡ブルーレヴズだった。チームの歴史を祝い、「YAMAHA RUGBY FOOTBALL CLUB 創立40周年記念マッチ」でも盛り上がったホームで奮闘し、序盤から果敢に攻め、前半8分、CTBチャールズ・ピウタウが鋭く切り込んでFB山口楓斗、WTBマロ・ツイタマとつなぎ最初のトライを挙げた。

 その後、同点とされたが、15分には埼玉ワイルドナイツがテンポよくパスをつないでいたところ、FL大戸裕矢がディフェンスで相手SO松田力也にプレッシャーをかけ、日本代表候補でもあるツイタマがインターセプトしてゴールへ走りきった。

 しかし、埼玉ワイルドナイツは26分、ゴールに迫ってパワープレーを挑み、LOルード・デヤハーがゴールライン上にグラウンディングしたことが確認され、再び追いついた。
 さらに、32分には敵陣22メートルラインに迫ると、SH小山大輝がブレイクダウンの近場を抜けてゴールへ持ち込み、勝ち越し。35分には敵陣深くで相手にプレッシャーをかけてCTBダミアン・デアレンデがブレイクダウンでボールを奪い返し、攻めに転じてCTBディラン・ライリーがトライゲッターとなり、26-12で折り返した。

 リードした埼玉ワイルドナイツは後半の入りがよく、テンポよく攻め込んでFLラクラン・ボーシェーがディフェンダーをひきつけ、パスをもらったWTB丹治辰碩が抜け、追加点を獲得。

 静岡ブルーレヴズは48分(後半8分)にがまん強くアタックを継続してFLジョーンズリチャード剛がフィニッシュし、12点差に詰めたが、埼玉ワイルドナイツの守りは堅く、反撃はそこまで。埼玉ワイルドナイツは60分にLOデヤハーのトライで突き放すと、68分にはラインアウト・モールで追加点を挙げ、勝負を決めた。トライ数で3本差以上つけたため、ボーナスポイントも獲得している。

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