国内 2024.02.24

ディビジョン2のGR東葛が九州KVに競り勝つ。ディビジョン3では江東BSが3勝目

[ 編集部 ]
ディビジョン2のGR東葛が九州KVに競り勝つ。ディビジョン3では江東BSが3勝目
グリーンロケッツのゲームキャプテンも務め奮闘した瀧澤直 (C)JRLO


 リーグワンのディビジョン2は、2月24日に鹿児島・白波スタジアムで1試合がおこなわれ、トップ3に位置するNECグリーンロケッツ東葛がホストチームの九州電力キューデンヴォルテクスを12-8で下し、5勝1敗となった。キューデンヴォルテクスは1勝5敗。

 グリーンロケッツは前半11分、ブレイクダウンのターンオーバーから攻め込み、最後はHOアッシュ・ディクソンがトライを決め先制した。
 両チームとも何度かチャンスを作りながら、自分たちのミスや相手の粘り強いディフェンスでしばらくスコアボードは動かなかったが、5-0で迎えた44分(後半4分)、グリーンロケッツはキックチャージからチャンスとなり、CTBマリティノ・ネマニがゴールへ駆け抜け追加点となった。

 対するキューデンヴォルテクスは48分、ゴールに迫ってLOアーロン・キャロルがLOショーン・ロビンソンのサポートを得ながらパワーでラインを越え、トライを奪い返した。69分にはペナルティゴールで加点し、4点差に詰めた。

 しかし、終盤、危険なプレーをしたグリーンロケッツの選手にカードが出て、数的有利となったキューデンヴォルテクスにとっては逆転チャンスだったものの、得点できず。逆に、グリーンロケッツは苦しい時間帯をなんとか踏ん張り、試合終了間際のピンチも耐え、逃げきった。

ウォーターガッシュに連勝したブルーシャークス (C)JRLO

 同日、東京・駒沢オリンピック公園総合運動場ではディビジョン3の清水建設江東ブルーシャークスとクリタウォーターガッシュ昭島が激突し、2位のブルーシャークスが41-19で制し、3勝2敗となった。1試合多く消化している4位のウォーターガッシュは2勝4敗。

 ブルーシャークスは前半、自陣深くからのカウンターでアタックを継続し、LO高橋広大がインゴールに持ち込み先制するなど4トライを獲得。後半は、相手にイエローカードが出て数的有利の時間帯に加点してリードを広げ、勝利を引き寄せた。

PICK UP