日本代表 2023.12.12

U20日本代表、始動。2月にはFWだけのキャンプも。

[ 編集部 ]
【キーワード】
U20日本代表、始動。2月にはFWだけのキャンプも。
WTB山田壮を捕まえるFB竹之下仁吾(撮影:斎藤豊)
関東組は熊谷ラグビー場Bグラウンドで(撮影:斎藤豊)
今季からU20を率いる大久保直弥ヘッドコーチ(撮影:斎藤豊)

 2024年度のU20日本代表の活動が始まった。

 12月4日、5日には関東の学生をメインに、11日、12日には関西と九州の学生をメインにキャンプがおこなわれた。
 それぞれ熊谷ラグビー場Bグラウンドに28人、摂南大グラウンドに30人が集まる。大学選手権を控えているメンバーは不在だ。

 4年ぶりに活動が再開された昨季と比べ、2か月も早いスタートだ。
 今季からU20を指揮するのは、大久保直弥HC(前・静岡BRコーチ)。前倒しするわけを話す。
「去年は本戦(U20チャンピオンシップ)が始まるギリギリまでセレクションをしていたことが一番の反省という、レポートがありました」

 大久保HCによれば、2月から3月にはワイダースコッドのような形でメンバーをある程度固め、2月末には「32、33人」まで絞る。そして、5月から6月に試合を重ねていく流れだ。
「(5、6月の試合は)セレクションのための試合は考えていません。チームを作るための試合です」

 2月にはFWだけを集めた合宿をBKに先んじて始める予定だ。本大会では、強化に時間のかかるセットプレーで優位に立ちたい。
 大久保HCは就任会見でも、「最低限、スクラムとモールでアドバンテージを取らないと(チャンピオンシップでは)話にならない」と語っていた。

 2、3月のキャンプでは、埼玉ワイルドナイツをはじめ、リーグワンのチームの胸を借りるようだ。
「U20のシックスネーションズを吹いた滑川(剛人レフリー)は、フィジカルレベルはリーグワンと遜色ないと、その時の体感を話していた。つまり、そのレベルでやらないとチャンピオンシップ過去1勝の現実を変えられない。リーグワンのチームがそれに共感してくれた。ありがたいことです。2、3月は毎週のように集まって、1日半ほどのキャンプをやります。もちろん大学との兼ね合いがあるので、テストなどがあればそちらが優先。(各選手に)はやめにアナウンスしたい」

 今回のキャンプでは、選手たちの反骨心の有無を確認したという。
「格上の相手に対して反骨心のない人間は、僕の経験上(インターナショナルで戦っていくのは)難しい。大学のジュニアの試合では分からないところなので、そこを見たかった」

 日本代表の太田千尋S&Cコーチのもと、フィジカルテストもおこない、現時点でのインターナショナルレベルとの差を示した。
「大学の中でのスタンダードで満足するのか、インターナショナルのレベルを目指すか。百聞は一見にしかず、だと思う。志の高い人間が、インターナショナルの世界で生き残れる」

 今季は下部のU20トロフィーに挑むなか、大久保HCは「2年後のチャンピオンシップでどう勝つかを考えています」。
 現在の高校3年生も複数人選出すると明言している。
「花園も見ます。(注目は)長崎南山の本山(佳龍/PR)、報徳の長谷川(諒/WTB)とか。その方(飛び級がある)が、夢があっていいですよね」

 大学2年生で昨季のチャンピオンシップを戦った早生まれのメンバーを選考に加えていくとも話す。争いは熾烈を極めそうだ。

セントピーターズカレッジから参戦のLO吉村由(撮影:斎藤豊)
立教大の島崎太志は2年生だが、ジュニアジャパンの資格はあるとして参加。ラインアウトのスキルを評価(撮影:斎藤豊)
アシスタントコーチのひとり、麻田 一平。前・江東BSヘッドコーチ(撮影:斎藤豊)
クリタウォーターガッシュ昭島のFWコーチ、山村亮も参画(撮影:斎藤豊)
昨季限りで引退した三村勇飛丸もコーチに。國學院栃木でもスポッドでコーチングをしている(撮影:斎藤豊)

PICK UP