【RWC2023】レメキがFBで先発。李承信が22番に入る。日本代表がサモア戦メンバー発表
イングランドと対峙した先発の15人から変更になったのは2人だけ。
CTB、13番にディラン・ライリーが入り、15番はレメキ ロマノ ラヴァが任される。
23人を見ても、新しくメンバー入りをしたのは22番に入った李承信だけだ。
9月28 日にサモアと戦う日本代表のメンバーが同26日に発表された。
チームは初戦のチリに完勝も、2戦目のイングランドには敗れて1勝1敗。ノックアウトステージに進出するには負けられない試合が続く。
ジェイミー・ジョセフ ヘッドコーチは、残り15分まで競りながらも、12-34と敗れたイングランド戦を振り返り、「プレッシャーをかけることはできたが、チャンスをものにするには力不足だった。サモア戦では、地域を確保しつつ、結果を出せるようにしたい」と話した。
前戦で負傷したFBセミシ・マシレワに代わり途中出場し、好パフォーマンスを見せたレメキへの期待は大きい。
ジョセフ HCは、「難しい試合の中でよくプレーした。またやってくれると信じている」と話した。
李が積み上げてきたものにも信頼をおく。
「試合はタイトになると思うし、結果を出すには23人全員の力が必要だ」
8番を背負う姫野和樹主将は、イングランド戦から中10日でおこなわれる大事な試合について、「(敗戦の悔しい気持ちから)切り替える時間は十分にあった」とした。
チームが目標到達への勝負所にあることを、デスゾーンという言葉を使って表現。「相手はレベルも上がっており厳しい戦いとなる」と言いながらも自信があることを伝えた。
「周囲の選手とのコネクションを保ってプレーすれば(激しい相手も)倒せる。コーチ陣の描くプランニングを信頼しています。全員で同じ絵を見て、一人ひとりがやるべきことを100パーセントやり切れば勝てる。自信があります」と明るい表情で言い切った。
▼日本代表(サモア戦)登録メンバー
※ 画像をクリックするとPDFで大きく表示できます。
1.稲垣 啓太(埼玉パナソニックワイルドナイツ/51 caps)
2.堀江 翔太(埼玉パナソニックワイルドナイツ/74 caps)
3.具 智元(コベルコ神戸スティーラーズ/27 caps)
4.ジャック・コーネルセン(埼玉パナソニックワイルドナイツ/18 caps)
5.アマト・ファカタヴァ(リコーブラックラムズ東京/5 caps)
6.リーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京/82 caps)
7.ピーター“ラピース”・ラブスカフニ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ/17 caps)
8.姫野 和樹(トヨタヴェルブリッツ/30 caps) ※主将
9.流 大(東京サントリーサンゴリアス/36 caps)
10.松田 力也(埼玉パナソニックワイルドナイツ/35 caps)
11.ジョネ・ナイカブラ(東芝ブレイブルーパス東京/6 caps)
12.中村 亮土(東京サントリーサンゴリアス/37 caps)
13.ディラン・ライリー(埼玉パナソニックワイルドナイツ/16 caps)
14.松島 幸太朗(東京サントリーサンゴリアス/53 caps)
15.レメキ ロマノ ラヴァ(NECグリーンロケッツ東葛/18 caps)
16.坂手 淳史(埼玉パナソニックワイルドナイツ/39 caps)
17.クレイグ・ミラー(埼玉パナソニックワイルドナイツ/15 caps)
18.ヴァル アサエリ愛(埼玉パナソニックワイルドナイツ/28 caps)
19.ワーナー・ディアンズ(東芝ブレイブルーパス東京/9 caps)
20.下川 甲嗣(東京サントリーサンゴリアス/4 caps)
21.齋藤 直人(東京サントリーサンゴリアス/17 caps)
22.李 承信(コベルコ神戸スティーラーズ/10 caps)
23.長田 智希(埼玉パナソニックワイルドナイツ/6 caps)