日本代表 2023.09.07
男女セブンズ、アジア大会のメンバー発表。パリ五輪予選の弾みに。

男女セブンズ、アジア大会のメンバー発表。パリ五輪予選の弾みに。

[ 編集部 ]

 東京五輪以降、男子とは対照的に新たな歴史を作り続けているのがサクラセブンズだ。
 2021-22シーズンのワールドシリーズ、NZ大会(2022年1月)で6位となり、2022-23シーズンのフランス大会(2023年5月)では初の5位と結果を残した。昨年9月に南アフリカで開催されたワールドカップセブンズでも、史上最高位の9位となっている。

 鈴木貴士HCは、「世界の強豪国と戦いながら少しずつ成長してきている。ワールドシリーズを通して、実際に戦ってみないと分からないスピードやフィジカルを体感できて、成長できている」とここまでの歩みを振り返る。

 平野優芽主将も、「これまでで一番(五輪での)メダルに近い位置にいると思っている」と話し、続ける。「ただ、アジアシリーズでは2点差の試合もありました。自信過剰にならず謙虚に成長していく気持ちがあれば、パリでもメダルは取れる」

 パリ五輪を見据え、アジアシリーズ、アジア大会、パリ五輪予選の3大会では、「経験の浅い選手、若い選手に経験を積ませたい」とHCは強化方針を話した。アジアシリーズではキャプテンを須田倫代に託すなど、リーダーの育成も進めてきた。

 アジア大会では五輪同様、他国の代表や他競技の選手たちが集まる選手村で日々を過ごす。「五輪やアジア大会にしかできない経験。五輪をイメージできます。チームジャパンの一員として、自覚と責任を強く持ちながら頑張りたい」と平野主将は語った。

【アジア大会・男子セブンズ日本代表】
石田吉平(横浜キヤノンイーグルス)
石田大河(浦安D-Rocks)
奥平湧(日本ラグビー協会/三菱重工相模原ダイナボアーズ)
加納遼大(日本ラグビー協会/明治安田生命ホーリーズ)
ケレビ ジョシュア(日本ラグビー協会/豊田自動織機シャトルズ愛知)
谷中樹平(トヨタヴェルブリッツ)
野口宜裕(セコムラガッツ)
林大成(日本ラグビー協会)
福士萌起(日本ラグビー協会/日野レッドドルフィンズ)
松本純弥(浦安D-Rocks)
丸尾崇真(日本ラグビー協会/神奈川タマリバクラブ)
吉澤太一(日本ラグビー協会/レッドハリケーンズ大阪)

【アジア大会・女子セブンズ日本代表】
大竹風美子(東京山九フェニックス)
大谷芽生(ながとブルーエンジェルス)
梶木真凜(自衛隊体育学校)
三枝千晃(北海道バーバリアンズ ディアナ)
須田倫代(追手門学院VENUS)
田中笑伊(ながとブルーエンジェルス)
堤ほの花(日体大ラグビー部女子)
中村知春(ナナイロ プリズム福岡)
原わか花(東京山九フェニックス)
平野優芽(ながとブルーエンジェルス)
松田凜日(日体大ラグビー部女子)
水谷咲良(東京山九フェニックス)

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