【リーグワン】クロスボーダーマッチは2月上旬で最終調整中。来季はD1の試合数増決定。
リーグワンは、W杯後の12月に開幕する2023-24シーズンの日程を9月6日に発表。東海林一 専務理事がオンラインで会見を開いた。
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今季から初の海外クラブとの対戦(クロスボーダーマッチ)を予定していると明かした。
対戦するリーグ、クラブは「最終調整の段階」としながらも、当該リーグの昨季上位チームが複数クラブ、来日するという。今季は交流試合という形だが、将来的にはトーナメントなどでチャンピオンシップを決めることを目指していく。
ディビジョン1のバイウィークに設定されている、2月第1週、第2週に実施予定。シーズン中での開催について、東海林専務理事は「相手とのタイミングを踏まえてこの時期となった。本来の姿ではないという意見も上がったが、今季はしっかり実績を作っていこうと(最終的には)合意を得られました。シーズン後に実施できるような発展した姿を追求し続けたい」とした。
「参加チームはその前後にバイウィークを入れている。ただ、なるべくリーグが止まる期間を短くしたい(毎週試合を見られる状態を作りたい)ので、他のチームは試合をする形にした」と説明した。
検討項目と前置きした上で、「カテゴリ制限を撤廃したベストチーム同士での対戦だったり、クロスボーダーならではのイベント、装飾、試合の盛り上げを実現したい」と話す。
「リーグワンの良さを持ちつつ、国際性がより豊かに、競技のレベルがより高いものを作って、リーグワンとは異なる楽しさをファンの方々に感じていただきたい」と展望した。
また、翌シーズン(2024-25シーズン)から始まる「フェーズ2」では、ディビジョン1の試合数が「16」から「18」に増えることも明らかにした。
「(各チームと等しい回数戦わない)カンファレンス制はイレギュラーという認識がある」としながら、各チームとホスト&ビジターで対戦する「22」としなかったのは、「そうするためには、乗り越えなければいけない課題がいくつかある」と専務理事は説明する。
「チームの運営力、チーム編成、収益性、スタジアムの確保…。乗り越えるべき課題がいくつかある。さまざまな検討をした結果、一気に22試合を目指すより、段階的に増やすことがチームの成長のために、ファンにとってより良い試合を見てもらうために、必要なステップと考えました」
フェーズ2の間に22試合までの試合増を目指し、「より分かりやすい、より公平性が高い姿に持っていく」と話した。
さらに、フェーズ2ではディビジョン1が12チームのままで変更がないことも決定した。ディビジョン2、3は9月末に決定する新規参入のチーム数(1か3チーム)によって変わる。
1チームのみ参入の場合は、「D2=6チーム、D3=6チーム」。
3チームの参加の場合は、「D2=8チーム、D3=6チーム」を想定。その場合はD3の上位2チームが自動昇格の予定だ。
▼NTTリーグワン2023-24の試合日程(画像をクリックするとPDFで大きく表示できます)