大韓ラグビー協会チェ・ユン会長、杭州アジア競技大会の選手団団長に任命
チェ・ユン大韓ラグビー協会会長(24代)が「第19回 杭州アジア競技大会 (アジア大会)」大韓民国国家代表選手団の団長に公式選任された。
大韓ラグビー協会が7月6日に明らかにした。
これは大韓体育会で決めたものだ。
同5日に定期理事会を開き、チェ・ユン(崔潤)大韓ラグビー協会長を選手団長に選任、大韓民国選手団本部役員名簿を最終確定した。
チェ・ユン協会長は、9月23日から10月8日まで開催される杭州アジア大会の開会式及び閉会式に出席 する。
大会組織委員会主催の団長会議及び選手団会議に出席し、要人等と会談。選手及びコーチ団支援など、選手団運営や支援を統括する。
今回の選任でチェ・ユン協会長は、アジア大会史上初の在外同胞選手団団長として選手団を率いることになる。
チェ・ユン協会長が杭州アジア大会の団長に選任された背景としては、東京五輪選手団役員の経験や、ラグビー転換 拡大に向けた真正性な歩みなどが挙げられる。
チェ・ユン協会長は2021年に大韓ラグビー協会理事長に就任後、協会内外において大々的な改革を推進した。
その努力が認められ、同年東京五輪で韓国代表団の副団長に選任された。
副団長を務めたチェ・ユン協会長は、新型コロナウイルス感染症の大流行期に選手たちの健康を安全に守った。
多種多様な人々が集う五輪で、選手たちの団結力を深めたとの評価を受けた。
さらに同オリンピックでは大韓民国ラグビー国家代表チームが、国内にラグビーが導入された1923年以後、初めてオリンピック本大会に出場を果たした。
100年目の快挙に、スポーツ種目の団体長としても能力を認められた。
大韓ラグビー協会の関係者は、「1982年ニューデリーアジア大会選手団長、2000年シドニーオリンピック選手団長を歴任した歴代先輩ラグビー人に続き、韓国ラグビー界から国際スポーツ大会に参加した大韓民国選手団を率いる団長が輩出され光栄に思います」とした。
「今回の団長選任は韓国ラグビーを大衆に知らせる契機です。ラグビー人が一丸となって杭州アジア大会に向けて準備をするラグビー国家代表チーム、選手たちに、多くの声援をお願いします」と話した。
在日韓国人3世であり、在外同胞初の韓国代表選手団団長という新しい歴史を刻んだチェ・ユン協会長は、国内関連団体はもちろん、在日本大韓民国民団、世界韓商大会「リーディングCEO」、世界韓人貿易協会(OKTA)、世界韓人会総連合会、在外韓国学校・在外同胞庁等在外同胞ネットワークの参加と協力を得て、 杭州アジア競技大会を、国内外同胞が一つになる大きな祭りにしたいという覚悟だ。
「選手団団長の任務を与えられたことに心から感謝しており、光栄と同時に約1200人の選手を健康で安全に配慮するという重い責任を感じます」と話す。
「韓国代表チームの選手たちが競技場で情熱と不屈の闘魂、挑戦誠信を発揮することで、国民にスポーツが与える楽しさと感動、新しい希望と勇気をお届けできるよう物心両面で選手団支援に努めます」
さらにチェ・ユン協会長は、「今年6月に香港で開かれたアジアラグビーチャンピオンシップ(ARC)はもちろん、ラグビー国家代表チームの選手たちが参加する国際大会において、ドバイ、アメリカ、チリ、南アフリカ共和国、日本、マレーシアなど世界各国の韓人会の方々の熱い激励と声援を忘れていません」と言う。
「今回の選手団長選任は、これまでスポーツを通じて受けた感動と恩恵を、大韓民国スポーツ発展のためにきちんと奉仕しろ、という意味だと思って先頭に立って走ります。750万在外同胞と、5200万国民が一つになる6000万韓民族大祝祭となるように、架け橋の役割を忠実に果たします」と強調した。