各国代表 2023.07.05

U20日本代表、NZ相手に健闘するも勝利ならず。プール戦全敗で9位以下トーナメントへ。

[ 編集部 ]
U20日本代表、NZ相手に健闘するも勝利ならず。プール戦全敗で9位以下トーナメントへ。
NZ戦でタックルを受ける野中健吾(Photo by World Rugby/World Rugby via Getty Images)


 南アフリカで開催中の「ワールドラグビー U20チャンピオンシップ 2023」は、現地時間7月4日にプールステージ最終節の試合がおこなわれ、U20日本代表はステレンボッシュのダニー・クレイヴン スタジアムでU20ニュージーランド代表と対戦し、19-62で敗れた。
 日本はプールAで3戦全敗となり、順位決定戦は9位以下のトーナメントに臨む。

 日本は、大会最多6回の優勝を誇るラグビー大国の有望株たちに対して果敢に挑み、序盤、ルーズボールを拾ったSO大島泰真(同志社大)の力走などもあって勢いづいた。
 そこでは得点につながらなかったものの、前半5分、スクラムから展開してCTB平翔太(明治大)がブレイクスルーし、パスをもらったFB矢崎由高(早稲田大)もゲインして敵陣深くに入ると、クイックリサイクルからすばやくつないでWTB今野椋平(慶應義塾大)がトライを決め、先制した。平のコンバージョンも成功で、7-0となった。

 その3分後に失点したものの、日本はスクラムで奮闘、ディフェンスでもニュージーランドにプレッシャーをかけた。

 そして、17分には敵陣深くに入ってラインアウトからモールで前進し、HO大本峻士(立命館大)がインゴールに突っ込み、12-5とした。

 しかし、25分、ニュージーランドがゴールラインを背にした日本にプレッシャーをかけ、密集から黒衣の選手が腕を伸ばしてインゴールのボールを押さえ、トライが認められ、コンバージョンも決まり同点となる。

 ニュージーランドはさらにリスタート後、アタックを継続して自陣からディフェンスを切り裂いた11番がゴールへ走りきり、勝ち越し。34分にはゴール前でPKを得ると、速攻で追加点を挙げた。ペースを取り戻したニュージーランドは、個々の突破力も高く、ハーフタイム前さらに2トライを追加し、26点差をつけ折り返しとなった。

 この試合、ミスが多かったニュージーランドだが、主導権を握って後半も4度ゴールラインを割り、点差を拡大。

 一方、ポゼッション、テリトリーともほぼ互角に戦いながら、接点で苦労するなどなかなか追加点を奪えなかった日本は、後半34分、ラインアウトからモールで押し込み3トライ目を挙げたが、反撃はそこまでだった。

 12番をつけてゲームキャプテンを務めた野中健吾(早稲田大)は、「戦いは負けてしまったが、前半はジャパンらしいディフェンス、アタックを見せられた。それを継続して次の戦いに向かいたいと思う」とコメントした。

 日本は9位以下のトーナメントに臨むこととなり、9日、プールCで3位だったアルゼンチンと対戦する。同トーナメントのもう1試合はイタリア×フィジー。最下位になったチームは降格となる。

 なお、優勝争いは4チームに絞られ、準決勝のカードは「フランス×イングランド」「アイルランド×南アフリカ」となった。

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