日野レッドドルフィンズから新たに選手13人退団　元日本代表PR浅原拓真も

　2022-23シーズン前の不祥事が明らかとなって長期活動を停止し、来季はリーグワンのディビジョン3に降格する日野レッドドルフィンズが、6月5日、新たに退団が決まった選手・スタッフを発表した。

　3月末に箕内拓郎ヘッドコーチや元日本代表PR久富雄一、HO木津武士らの退団を発表していたが、新たに、選手13人、スタッフ2人の退団が決まった。

　今回は、元日本代表PR浅原拓真（35歳）の名前もあった。東芝ブレイブルーパスに所属していた2015年度にトップリーグ（リーグワンの前身）のベストフィフティーンに選出され、サンウルブズの一員としてスーパーラグビー（国際大会）出場の経験もあり、日本代表として12キャップを持つ浅原は、2019年からレッドドルフィンズに在籍していた。
　浅原は次のようにコメントしている。
「この度、道半ばではありますが日野レッドルフィンズを退団することにいたしました。在籍中は多大なるご声援本当にありがとうございました。そしてサポートしていただいたチームのスタッフ、メンバーのみんな本当にお世話になりました。日野で出会えた全ての方々によって今の俺はあると思っているし、この出会いは一生の宝物です。一緒の夢を追いかけることはできなくなったけど、ラグビーを続ける者同士、いつかまた同じ目標に向かって走る時が来るかもしれません。その時まで、陰ながらドルフィンズの活躍を楽しみにしています。4年間本当にありがとうございました」

　そのほか、HO郷雄貴（33歳／11季在籍）、PR加藤凌悠（32歳／9季在籍）、LO木村勇大（30歳／8季在籍）、FL小野雄貴（30歳／7季在籍）、NO8千布亮輔（34歳／7季在籍）、SH古川浩太郎（28歳／6季在籍）、FB吉川遼（27歳／4季在籍）、PR小野広大（24歳／2季在籍）、HO濱野隼也（24歳／2季在籍）、SH田中元珠（22歳／2季在籍）、SO北原璃久（24歳／2季在籍）、LOシオネ・ブナ（24歳／1季在籍）も退団が決定。
　スタッフでは、古池翔吾・メディカルトレーナーと助川幸彦・事業担当がレッドドルフィンズを去ることになった。