国内 2023.05.26
豪代表サム・ケレビら選手13人が東京サンゴリアス退団。元日本代表の小澤直輝は現役引退。

豪代表サム・ケレビら選手13人が東京サンゴリアス退団。元日本代表の小澤直輝は現役引退。

[ 編集部 ]

 インターナショナルプレーヤーではもうひとり、コベルコ神戸スティーラーズを経て2022-23シーズンにサンゴリアスに加入していた元ニュージーランド代表のSOアーロン・クルーデンも退団が決定。国際経験も豊富な34歳は、「今シーズン、サントリーでプレーできたことをとてもうれしく思います。チームみんなのハードワーク、一生懸命に頑張る姿は、トップクラスだと思います。素晴らしい人たち、素晴らしい姿勢、素晴らしいチームです! チームのさらなる成功を願っています!」とコメントした。

アグレッシブアタッキングラグビーを体現したテビタ・リー(撮影:松本かおり)

 そして、4シーズン在籍し、2021年のトップリーグ(リーグワンの前身)で最多タイの10トライを挙げ、ベストフィフティーンにも選出されたWTBテビタ・リー(28歳)も新たな場所へ行く。
「目標に届かず、非常にタフなシーズンとなりましたが、チームのファイティングスピリットを、少しでも皆さんに感じていただくことができれば嬉しく思います。皆さんの応援が、いつも我々プレーヤーの背中を押してくれました。これまで応援してくださり、心から感謝しています。皆さんの温かいサポートがあったからこそ、サントリーで充実した4年間を過ごすことができました。次の挑戦を心待ちにするとともに、サンゴリアスの輝かしい未来を願っています」

 そして、10季在籍したFB塚本健太(32歳)も小澤と同じく、競技を終える。
「今シーズンでラグビー人生を引退することになりました。2013年に入団してから皆様の熱いご声援があったからこそ10年間もラグビーを続けることができました。本当にありがとうございました」

 また、東芝ブレイブルーパスを経て2017年からサンゴリアスの一員だったSO田村煕も退団が決定。司令塔を務めた29歳もこれまでのサポートに感謝し、「私にとってこのクラブは特別であり、そう思えたのも毎シーズン最高のファンの方々のサポートがあったからこそです。またぜひ会場でお会いできる日を楽しみにしています」と述べた。

 さらに、元ジュニア・ジャパンのPR祝原涼介(26歳/4季在籍)も退団することになり、「これから、社員選手としてではなく、プロラグビー選手としてのラグビーキャリアをスタートします。サントリーで学んだ『やってみなはれ』の精神を忘れず、何事にもチャレンジしていきます」と前を向く。

 そのほか、LOトム・サベッジ(34歳/4季在籍)、FL/NO8のトム・サンダース(29歳/2季在籍)とブレイク・ギブソン(28歳/1季在籍)もサンゴリアス退団となった。

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