国内 2023.03.26

クボタスピアーズがプレーオフへ向け前進。神戸スティーラーズを下し11勝目。

[ 編集部 ]
クボタスピアーズがプレーオフへ向け前進。神戸スティーラーズを下し11勝目。
スピアーズのWTB木田晴斗。体幹が強く、タックルされてもチャンスメイク(撮影:平本芳臣)


 リーグワンのディビジョン1で2位を走るクボタスピアーズ船橋・東京ベイは3月26日、東大阪市花園ラグビー場でおこなわれた第13節でコベルコ神戸スティーラーズを23-14で下し、今季11勝目を挙げた。

 クボタスピアーズはまずペナルティゴール(PG)で得点を重ね、26分にはフィールド中央のスクラムからボールをもらったSOバーナード・フォーリーが突破でゲインし、サポートのWTB木田晴斗とCTBテアウパ シオネがタックルされながらもオフロードの連続でつなぎ、NO8ファウルア・マキシがトライゲッターとなった。
 13-0で迎えた後半の序盤にもPGで加点。

 一方の神戸スティーラーズは46分(後半6分)、敵陣22メートルライン内に入ると、FB山中亮平が好走でディフエンスを抜けてオフロードでCTBリチャード・バックマンにつなぎ、トライを奪い返した。

 しかし、クボタスピアーズは60分、フェイズを重ねてゴールに迫り、LOルアン・ボタからオフロードパスをもらったHO杉本博昭が抜けて得点、リードを広げた。

 その後、65分に危険なプレーをしたクボタスピアーズの選手にイエローカードが出て、数的有利となった神戸スティーラーズはまもなく、敵陣深くのスクラムで圧力をかけてアドバンテージを得、SH徳田健太がキックパスを右外のWTBアタアタ・モエアキオラに通し、サポートしたFB山中がトライ。自らコンバージョンを決め9点差とした。

 だが、数的不利の時間帯を7失点に抑えたクボタスピアーズがリードを守りきり、勝点4を獲得した。

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