国内 2023.01.09

【第53回全国高等専門学校ラグビー大会】仙台・名取キャンパスが6大会ぶり15回目の優勝。

[ 編集部 ]
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【第53回全国高等専門学校ラグビー大会】仙台・名取キャンパスが6大会ぶり15回目の優勝。
優勝した仙台高専・名取キャンパスは前半終盤からスピードアップ。6トライを挙げた。(撮影/新屋敷こずえ)
第47回大会以来の優勝を喜ぶ仙台高専・名取キャンパスファミリー。(撮影/新屋敷こずえ)
津山高専も持ち味を発揮した。立派な準優勝。(撮影/新屋敷こずえ)



 10校が参加した第53回全国高等専門学校ラグビー大会(通称:高専大会)は1月9日、神戸市のユニバー記念競技場で決勝戦があり、仙台・名取キャンパス(東北第一代表)が津山(中国・四国第一代表)を38−7(前半14−0)で降し、宮城工専時代を含め6大会ぶり大会最多となる15回目の優勝を決めた。

 試合開始から仙台・名取は津山の前に出てくるディフェンスに苦しんだが、前半30分、FWの細かいパスから大きく前進。最後はNO8の永野龍星主将がインゴールに飛び込んだ。

 さらに3分後には得たPKをSH佐野弘太がタップキックで再開。津山の守備が整わぬ間に一気にトライラインまでするすると50メートルを走り切った。

 後半は疲れの見えた津山から地力に勝る仙台・名取は4トライを奪取。43回の出場中、決勝進出25回の貫録を見せた。

 柴田尚都監督は「6大会ぶりの優勝で勝ち方を忘れていた感がある。その中で勝てたことは素直にうれしい」と笑顔を浮かべた。

 一方の津山は10回目の出場で初の決勝進出。荒木祥一監督は「この場に立たせてくれた学生たちに感謝したい」と話した。


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