海外 2023.01.04

南アフリカ代表主将のコリシ、今年のW杯後にフランスのラシン92へ移籍決定。

[ 編集部 ]
南アフリカ代表主将のコリシ、今年のW杯後にフランスのラシン92へ移籍決定。
W杯後に新たな挑戦をすることを決めたコリシ。海外クラブに加入するのは初めて(Photo: Getty Images)


 南アフリカ代表“スプリングボックス”のキャプテンであるシヤ・コリシが、連覇を狙う今年のラグビーワールドカップ後、フランスのラシン92に加入することが1月3日に発表された。

 約130年の歴史があるスプリングボックスで初めての黒人キャプテンとなり、2019年に横浜でワールドカップ優勝トロフィーを掲げたコリシは、スポーツ界以外からも注目されて最も影響力のあるアフリカ人のひとりと言われている。

 献身的にハードワークするフランカーで、南アフリカ代表としてこれまで75キャップを獲得してきた31歳。ウェスタン・プロヴィンスやストーマーズで長年プレーしたあと、2021年にシャークスに移籍し、昨年5月には同クラブと新たな5年契約を結んだと報じられていたが、シャークスは早期リリースを許可し、ワールドカップ後のフレンチクラブ加入が決まった。ラシン92との契約は2026年まで。

 ラシン92はパリを拠点とする最も伝統あるラグビークラブのひとつで、トップ14(フランス最高峰リーグ)優勝6回、ヨーロピアン・チャンピオンズカップ準優勝3回を誇り、かつてはニュージーランドのダン・カーターやオーストラリアのカートリー・ビールなども所属していた。

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