セブンズ
2022.12.12
男子サモアが6年ぶりにワールドシリーズのタイトル獲得 女子はNZがケープタウン大会優勝

7人制ラグビー(セブンズ)のトッププレーヤーたちが集う「HSBC ワールドラグビーセブンズシリーズ 2023」のケープタウン大会(南アフリカ)が、現地時間12月9日から11日にかけて男女合同で開催され、男子はサモアが優勝、女子はニュージーランドが栄冠に輝いた。
男子のサモアはプールBで日本を圧倒するなど同組1位で準々決勝に進み、アルゼンチンを倒して4強入り。準決勝では、前週のドバイ大会で優勝していた開催国の南アフリカと対戦し、延長にもつれた激闘をペナルティゴールで制した。そして、ニュージーランドとの決勝では、2点ビハインドで迎えた終盤にヴァア・アペル・マリコが逆転トライを決め、12-7で優勝。2016年パリ大会以来のタイトル獲得となった。

女子は、前週のドバイ大会でファイナリストとなったオーストラリアとニュージーランドが決勝で再び激突し、ニュージーランドが31-14でリベンジして金メダルを獲得。1か月前までおこなわれていた女子15人制ワールドカップの優勝に貢献したスターたちが不在のなか、キャプテンを務めたタイラ・ネイサンウォンなどが奮闘して若いチームをけん引した。
アメリカは男女そろって銅メダルを獲得
開催国の南アフリカは、男子4位、女子は12位(最下位)に終わり、ケープタウンスタジアムに集まったファンを喜ばせることはできなかった。
日本は、男子は15位タイ(最下位)、女子は11位だった。
ワールドセブンズシリーズは年末年始の休みをはさみ、次は、1月21、22日にニュージーランドのハミルトンで開催される。
