国内 2022.12.04

全国大学ラグビー選手権大会の組み合わせ決定 初出場の東洋大は対抗戦3位の早大に挑む

[ 編集部 ]
全国大学ラグビー選手権大会の組み合わせ決定 初出場の東洋大は対抗戦3位の早大に挑む
全国大学選手権の準決勝、決勝がおこなわれる国立競技場(撮影:松本かおり)


 大学ラグビーシーンは、12月4日までに関東・関西トップグループの戦いが終わり、「第59回 全国大学ラグビー選手権大会」の組み合わせが決まった。

 注目の早明戦は35-21で明治大学が制し、明大が関東大学対抗戦Aを2位通過で大学選手権出場となり、シードBに入った。伝統の一戦に敗れた早稲田大学は対抗戦3位通過で、大学選手権初出場となる東洋大学(関東大学リーグ戦1部・3位)と3回戦でぶつかることになった。そして、その勝者が準々決勝で明大と対戦する。

 2季連続11回目の大学日本一を狙う帝京大学は、今季も関東大学対抗戦Aを全勝優勝しトップシード。
 関東大学リーグ戦1部で5連覇を達成した東海大学はシードDに入り、国立競技場を目指す。
 関西大学Aリーグで全勝連覇を達成した京都産業大学はシードCに入り、流通経済大学(関東大学リーグ戦1部・2位)×慶應義塾大学(関東大学対抗戦A・4位)の勝者と準々決勝で対戦することになった。
 関西を2位で通過した天理大学は3回戦で筑波大学(関東大学対抗戦A・5位)と激突し、勝った方は東海大学に挑む。

 地方勢の戦いはすでに始まっており、九州学生リーグ王者の福岡工業大学が3回戦進出を決めている。1回戦で八戸学院大学(東北・北海道地区代表)を57-0と圧倒し、2回戦では初出場となったIPU環太平洋大学(東海・北陸・中国・四国地区代表)に31-25と競り勝ち、関西リーグ3位チームへの挑戦権を得た。次の相手は、古豪・同志社大学だ。そして勝った方は、準々決勝で帝京大学と対戦する。

<第59回 全国大学ラグビー選手権大会>

■関東大学対抗戦A
1位:帝京大学(24大会連続30回目)
2位:明治大学(14大会連続51回目)
3位:早稲田大学(39大会連続56回目)
4位:慶應義塾大学(3大会連続39回目)
5位:筑波大学(2大会ぶり24回目)

■関東大学リーグ戦1部
1位:東海大学(18大会連続20回目)
2位:流通経済大学(2大会ぶり22回目)
3位:東洋大学(初出場)

■関西大学Aリーグ
1位:京都産業大学(10大会連続36回目)
2位:天理大学(9大会連続31回目)
3位:同志社大学(4大会連続54回目)

■九州学生リーグ
1位:福岡工業大学(2大会ぶり28回目)

■東北・北海道地区代表
八戸学院大学(4大会連続5回目)

■東海・北陸・中国・四国地区代表
IPU環太平洋大学(初出場)

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