浦安D-Rocksが33-28で初陣を飾る。フォースに競り勝ち好発進!
NTTの再編で誕生した浦安D-Rocksが11月6日、豪州のウエスタンフォースを浦安Dパークに迎えフレンドリーマッチをおこない、33-28で競り勝ち、みごと初陣を飾った。
10月24日にキャプテンに飯沼蓮、バイスキャプテンにはローレンス・エラスマスと竹内柊平の新体制が発表されたばかりで、この日が浦安D-Rocksの初の対外試合となった。
「このチームが始まって最初の試合でしたし、僕自身もキャプテンとして最初の試合だったので、いろいろ不安とか緊張とかプレッシャーがありましたけど、自分たちがやってきたことに自分たちはプライドを持っていますし、きつい練習をしてきたという自信もありましたので、今日は自信を持って試合に臨めました」(飯沼キャプテン)
試合開始2分、インターセプトからフォースにいきなり先制トライを許したD-Rocksだったが、その後、試合の主導権を握ったのはD-Rocksだった。
この日、“HOデビュー”を飾った金正奎を軸にスクラム、ラインアウトのセットプレーで優位に立ち、11分にはハーフウェイライン付近のスクラムからBKに展開、FB安田卓平、WTB石井魁とつなぎ、最後は快足をとばしてキックチェイスした石井がインゴールで抑え、SOオテレ・ブラックがコンバージョンをきっちり決めて同点に追いついた。
27分には相手のパスミスに素早く反応した石井がボールをキープしてトライにつなげ、前半終了間際には敵陣ゴール前スクラムでプレッシャーをかけてペナルティを誘い、タッチキックからのラインアウトモールを押し込んでLO小島佑太がトライ、コンバージョンも決まって19-7で前半を終了。
「最初の10分でしっかり体を当ててプレッシャーをかけよう」(飯沼蓮キャプテン)というプラン通り、先制トライこそ許したものの、その後はD-Rocksが鋭いタックルでフォースの攻撃を寸断、逆にディフェンスからターンオーバーで何度もチャンスを作り、試合を優位に進めた。