国内 2022.10.17

3年ぶりの開催で東北の少年少女ラガーが躍動! SEINAN ラグビーマガジンCUP 第22回東北小学生ラグビーフットボール交流大会 supported by canterbury開催

[ 編集部 ]
3年ぶりの開催で東北の少年少女ラガーが躍動! SEINAN ラグビーマガジンCUP 第22回東北小学生ラグビーフットボール交流大会 supported by canterbury開催
今大会に参加した選手たち。久しぶりの県の枠を越えた大規模イベントとあって、笑顔があふれる2日間となった(撮影/落合史生)


 東北地区で活動する小学校高学年の少年、少女ラガーが一堂に会し、試合を通じて交流を深める「SEINAN ラグビーマガジンCUP 第22回東北小学生ラグビーフットボール交流大会 supported by canterbury」が、10月15、16日に岩手県奥州市の水沢ふれあいの丘公園多目的運動広場で開催された。

 過去2年はコロナ禍で中止を余儀なくされ、3年ぶりの実施となった今大会には、青森、秋田、岩手、宮城、福島、山形の東北6県から15チーム、200名を越えるプレーヤーが参加。2日間とも天候にも恵まれ、絶好のラグビー日和の下、久しぶりの大規模大会を存分に楽しむように熱のこもったゲームを繰り広げた。

 この大会はスクールの枠を越えて同世代のラグビー仲間と親睦を図ることを目的に、同県内の複数チームによるコンバインド編成での参加が原則となっている。普段はライバルとしてプレーする選手同士がチームメイトになり、普段接する機会の少ない他県のプレーヤーと多くのゲームを戦った経験は、小学生時代の活動の集大成としてこれ以上ない思い出になるだろう。

 また2日目には、福島県出身で元日本代表の大野均さんがスペシャルゲストとして来場。参加選手を対象にしたクリニックも実施され、歴代最多の98キャップを誇るジャパンのレジェンドからコーチングを受ける貴重な時間となった。

 今大会を通じて感じた楽しさや喜びは、子どもたちがこの先ラグビーを続けていく上での大切な財産になるはずだ。ここで生まれたラグビーの絆が、将来にわたってつながっていくことを期待したい。

選手たちは試合を重ねるごとに大きく成長したプレーを披露した(撮影/落合史生)
各スクールのコーチや保護者も合わせて大盛況となった大野さんのクリニック(撮影/落合史生)

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