女子W杯、オークランドで開幕。オープニングゲームでフランス快勝。
オークランドは良い天気。日陰は少し肌寒い。
ラグビー日和だ。
10月8日、ラグビーワールドカップ2021(女子)が開幕した。
本来は昨年開催されるはずだったがコロナ禍で1年延期となった。
待ちに待った日がやってきて、市内にもジャージー姿の人たちが目立つ。テレビでも、大会の話題がたびたび出てくる。
大会初日はイーデンパークで3試合が組まれた。
オープニングゲームはフランス×南アフリカ。14時15分のキックオフで大会は始まった。
最終的にはフランスの快勝も、好ゲームとなった。
先手を取ったのはワールドランキング4位のフランス。前半2分になりそうな時間にSHロール・セナスがインゴールへ駆け込んだ。
モールの右を走る好判断だった。
フランスはハーフタイムまでに、さらに2トライを重ねた。
11分は防御裏へのショートパントをダイレクトにキャッチしたCTBガブリエル・ヴェルニエが走り切り、16分にはWTBエミリー・ボーラードが左サイドを駆け抜けた。
前半を19-0とリードして終えた。
南アフリカも粘った。
攻め込まれても辛抱強く守り、簡単には失点を重ねなかった。
後半9分にはWTBノマウェト・マベンゲがインゴール右スミに飛び込んだ。フランス陣深くに攻め込んで長く居座り、取り切ってみせた。
しかしラスト20分に地力の差が出た。
フランスは多彩な攻めを見せて3トライを重ねた。
まず勢いをつけたのは先制トライのSHセナス。ゴール前で鋭く縦に出てインゴールに入る(21分)。
後半30分にはオフロードパスをつなぎ、試合終了間際にはキックパスから追加点を挙げた。
ファイナルスコアは40-5だった。
この試合に続き、イングランド×フィジー、ニュージーランド×オーストラリアがおこなわれる初日。
ニュージーランドの試合の頃には、スタンドはファンで埋め尽くされる。