セブンズ 2022.08.31

男女そろって3連覇の偉業狙うNZ ワールドカップ・セブンズのメンバー発表

[ 編集部 ]
男女そろって3連覇の偉業狙うNZ ワールドカップ・セブンズのメンバー発表
7月末のコモンウェルスゲームズで男女一緒にハカを披露したNZ。写真中央はリーガン・ウェアー(C)Getty Images


 男女そろって前人未到のラグビーワールドカップ・セブンズ3連覇を狙うニュージーランド。9月9日から3日間、南アフリカのケープタウンで開催される2022年大会へ向け、同国の男子代表“オールブラックス・セブンズ”と女子代表“ブラックファーンズ・セブンズ”のメンバーが発表された。

 ニュージーランドは新型コロナウイルス感染症の影響でワールドセブンズシリーズ2022を男女とも4大会欠場し、同シリーズの総合チャンピオン争いには加われなかったが、どちらも最終ラウンド(男子は8月下旬のロサンゼルス大会、女子は5月下旬のトゥールーズ大会)を優勝で締めくくっており、調子は上がっていると思われる。

 ただ、今年は目標のひとつだったコモンウェルスゲームズ(英連邦競技大会)でニュージーランドのセブンズ代表は男女とも銅メダルに終わっており、チャレンジャーの立場ともいえる。

 男子は経験豊富なティム・ミケルソン、ジョー・ウェバーらが負傷のためスコッドに選ばれなかったが、ロサンゼルス大会不参加で休養していたベテランのサム・ディクソン、スコット・カリー、ディラン・コリアーらが合流してワールドカップに臨む。

 女子もけがで涙をのんだ選手はいるが、サラ・ヒリニ、ポーシャ・ウッドマン、ミカエラ・ブライド、ケリー・ブレイジアー、ステイシー・フルーラーなど、東京オリンピックで金メダルに輝いた世界的スターを多数擁し、若い選手たちの躍動も期待される。

 ニュージーランドチームは8月31日、開催地のケープタウンへ向け出発した。

■ラグビーワールドカップ・セブンズ2022 NZ代表メンバー

 ラグビーワールドカップ・セブンズ2022は、負けたら優勝争いから脱落となるノックアウトトーナメント形式。
 男子は全24チーム参加で、オールブラックス・セブンズは2回戦から出場となり、スコットランド対ジャマイカの勝者と対戦する。女子は16チーム参加で、ブラックファーンズ・セブンズの初戦の相手はコロンビアだ。

 そして、同大会に出場する女子日本代表“サクラセブンズ”の遠征メンバーは9月1日に発表される予定で、9日におこなわれる1回戦ではフィジーに挑む。

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