【PR】失敗してもいい。どんどんチャレンジしよう。 アサヒビール Presentsラグビースクール
アサヒビール Presentsラグビースクールが埼玉県深谷市で開催
埼玉の深谷は、日本でも有数のラグビーが盛んな地域だ。今夏は深谷高校から出身高校別で最多の3人が日本代表入りを果たした。隣町の熊谷では、リーグワン初代王者に輝いた埼玉パナソニックワイルドナイツが本拠地を構えている。
元ラグビー日本代表の五郎丸歩が、今季限りで引退した同級生の畠山健介とともにこの地を訪れたのは7月24日。3回目の開催となった「アサヒビール Presentsラグビースクール」の講師役として参加するためだ。
五郎丸が「ラグビーアンバサダー」を務めるアサヒビールは昨春、アジア企業で初めてラグビーワールドカップのワールドワイド・パートナーになった。今夏からはラグビー日本代表のオフィシャルスポンサーにもなり、楕円球とのつながりを密にしている。
「アサヒビールは、“いかなる困難があろうとも立ち向かう”“お互いを認め合う”“一丸となって前へ進んでいく”といったラグビーの価値観に共感し、ラグビーを応援しています。2019年はラグビーワールドカップの盛り上がりで、日本全体が元気になりました。ラグビーワールドカップ2023フランス大会に向けて、日本のラグビーを応援し、盛り上げたいと思っています。そして、次代を担う子どもたちにもラグビーの楽しさ、良さを感じてもらいたいです」。そう話すのはアサヒビールの宣伝部長の望月省二さんだ。
こうした想いから、五郎丸とともに全国各地を周る「ラグビースクール」が始まった。フランス大会がはじまる2023年9月まで定期的に開催予定だ。インターネットで応募した多くの参加希望チームのうち、世田谷区ラグビースクール、鴨川ブルースカイに次いで、深谷トリニタスが選ばれた。
深谷トリニタスが活動拠点とする深谷櫛挽ヶ原ラグビー場は、県内の校長を歴任し、ラグビーの普及に大きく貢献した松島伸一代表が、自身の私有地である畑を天然芝に改良して作られたもの。まさにラグビー愛の詰まった場所だ。
そんなラグビー場に、園児からジュニア(中学生)、そして80歳までが在籍する不惑クラブと、すべての年代が集まれるのが同クラブ最大の特徴だ。「不惑チームの参加は初めてで、幼稚園生から年配の方まで1日でたくさんの触れ合いがありました」と五郎丸も笑顔を見せる。
この日も約130人の幅広い年代の方々が真夏の太陽のもと、普段通りのメニューで汗を流した。そこに五郎丸と畠山が各グループを回りながら、アドバイスをかける。一つひとつの言葉はシンプルだけど、どの世代、どのレベルにも当てはまる金言が詰まっていた。
「まず前に出よう、仕掛よう」、「失敗してもいい、どんどんチャレンジしよう」、「ラグビーは細かいことの積み重ね。だから声を出そう、前を見よう」
五郎丸は約2時間の練習で、半分近い時間を小学生の高学年のグループに充てた。「伸び代を感じたし、指導したらすぐに反応してくれたので、ついつい長い時間かけてしまいました」とほほ笑む。
五郎丸のアドバイスで、子どもたちがどんどん上手になるのを間近で見ていたコーチは感激した。
「私たちが半年指導してできなかったことが、五郎丸さんに言われると一瞬でできていた。インターナショナルプレイヤーの言葉の重みはやはり違うなと」
五郎丸は言う。「現状、リーグワンのチームは首都圏が多い。そうすると九州や北海道、東北などでは、ラグビーをする子どもたちが減少していくのではないかと危機感を感じています。なので、いろんな地方に行き、こうしたラグビースクールを開催することにすごく意義を感じています。できるだけ多くの方と関わりを持ち、ラグビーっていいなと思ってもらったり、日本代表の価値を感じてもらいたい」
五郎丸とともにラグビー日本代表で活躍し、早大でも同級生だった畠山は、「お互い引退してこうしたことができるのは感慨深いですし、素直に嬉しい」と話す。「ワールドカップでの日本代表の活躍と、こうした草の根の活動をすることの両輪が必要。しっかりOBとしての役割を認識して全力を尽くしたい」
アサヒビールのサポートのもとでこのラグビースクールは今後も継続的に開催予定。ラグビーのため、子どもたちのため、五郎丸は全国を周り続ける。